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概要:24日英国と欧州連合(EU)は、交渉決裂というシナリオを避け、自由貿易協定(FTA)を結ぶことで合意。英ポンド対米ドルは一時的0.9%上昇し、1.3619に達しまして、直近一週間の高値になりました。
ジョンソン英首相は、「ブレグジット(イギリスのEU離脱)を実現した。
これからは、待ち受ける素晴らしい機会を全面的に活用することができました」とコメントしました。
また、「私たちは自分たちの金、国境、法律、貿易、そして漁業水域の決定権を取り戻した」と述べ、全品目で関税・割当ゼロを維持することができました。しかし、英水域でのEU年間漁獲高の25%削減、移行期間5年半で妥協が成立しました。
欧州議会議長のダビド・サッソリ氏は、通商交渉が大枠合意したものの、欧州委は非公式の協定草案を加盟国と欧州議会に送り、その次は検討し、承認する手順になっているという。その後FTA署名の書面手続きへと進みます。
この先、英国はスコットランドの独立問題も抱え、ポンドの動きはFTAの正式発表と独立問題に左右されることを想定できます。
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