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概要:日銀が26日に発表した企業向けサービス価格指数(速報値)は106.9となり、前年比プラス2.0%に上昇しました。前回値の1.9%からも増加となりました。
日銀が26日に発表した企業向けサービス価格指数(速報値)は106.9となり、前年比プラス2.0%に上昇しました。前回値の1.9%からも増加となりました。プラス成長は16ヶ月連続です。とくに国内企業物価指数(総平均)の伸びが著しく、不動産賃貸・道路貨物輸送・ソフトウェア開発の寄与度が高いことが分かりました。
日銀の発表はとくに為替市場に大きな影響を与えませんでしたが、本日のアジア時間序盤では、日本円が軟調となっています。クロス円の中でも加ドル円の下落が目立っており、現在は106.153付近で下値を試す値動きとなっています。
加ドル円は現在、時間足20MAの真上に位置しており、上値・下値ともに切り下げている状況です。4時間足では、20MAが上値レジスタンスとなり下落をしています。4時間足の上昇平行チャネルでは、上限の107.644から下限に向けて下落をしている最中です。
チャネル下限まで下伸した場合、104.429あたりが下落目途となるため、このまま円買い傾向が継続するのか慎重に静観しましょう。なお明日は米・FOMCが控えています。加ドルはクロス円の中でも米ドルとの相関性が高い傾向があるので、明日の重要イベントにも注目しましょう。
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