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概要:仏自動車大手ルノー<RENA.PA>は24日、カルロス・ゴーン会長兼最高経営責任者(CEO)の後任として、仏タイヤメーカー、ミシュラン<MICP.PA>CEOのジャンドミニク・スナール氏(65)を新会長に、ティエリー・ボロレ暫定副CEOを新CEOに指名した。 スナール氏は即日で会長に就任する。 ルノーは、日産自動車<7201.T>とのアライアンスについて「ルノーの取締役会は、アライアンスの機能を
[パリ 24日 ロイター] - 仏自動車大手ルノー(RENA.PA)は24日、カルロス・ゴーン会長兼最高経営責任者(CEO)の後任として、仏タイヤメーカー、ミシュラン(MICP.PA)CEOのジャンドミニク・スナール氏(65)を新会長に、ティエリー・ボロレ暫定副CEOを新CEOに指名した。
スナール氏は即日で会長に就任する。
ルノーは、日産自動車(7201.T)とのアライアンスについて「ルノーの取締役会は、アライアンスの機能を積極的に監視することを希望し、会長にCEOと連携しルノーを代表してアライアンスを管理する全面的な責務を与えることを決定した」と述べた。
今回の人事を受け、昨年11月のゴーン氏逮捕を受けたルノーと日産の経営陣を巡る混乱が収束に向かう可能性がある。
スナール新会長にとっての課題は、日産との関係円滑化のほか、20年にわたる両社の提携を強化する新たなアライアンスのあり方を協議することが挙げられる。
スナール氏は記者会見で「このアライアンスが極めて力強いものであり続けることが重要となる」と述べ、日産、三菱自動車(7211.T)との連携強化に向けた協議に注力すると表明。また新たな車両技術への投資需要が高まっていることを指摘し、「ともに前進していくことが必要な責務だ」と述べた。
日産側もルノーの決定を歓迎。西川廣人社長兼CEOは、提携の新たな章が開かれると期待を示した。
*内容を追加しました。
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