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概要:米インテルが24日発表した2018年10-12月(第4四半期)決算では、売上高と利益が予想を下回った。今年1-3月(第1四半期)の見通しも失望を招く内容で、クラウドデータセンター構築のための支出ブームに陰りが見えつつある状況を示唆した。株価は時間外取引で急落した。
米インテルが24日発表した2018年10-12月(第4四半期)決算では、売上高と利益が予想を下回った。今年1-3月(第1四半期)の見通しも失望を招く内容で、クラウドデータセンター構築のための支出ブームに陰りが見えつつある状況を示唆した。株価は時間外取引で急落した。
24日の発表資料によると、10ー12月期の売上高は187億ドル(約2兆円)と、アナリスト予想平均の190億ドルを下回った。1-3月期の売上高は約160億ドル、1株利益は81セントを見込む。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は、売上高が173億ドル、1株利益は96セントだった。
インテルの業績をけん引してきたのはアマゾン・ドット・コムやアルファベット傘下のグーグル、マイクロソフトといった大手テクノロジー企業によるデータセンター事業拡大のための投資だったが、昨年10-12月期に減速し、こうした大口顧客が慎重姿勢を強めているとの懸念が浮上した。インテルのボブ・スワン最高財務責任者(CFO)はインタビューで、これらの顧客が積み上がった在庫に対処するため、発注を減らしていると指摘した。
スワン氏はまた、「地政学的力学」の影響が予想される中で、世界経済の成長は減速しつつあると語った。同社はデータセンターの収入鈍化の理由として「中国需要の軟化」を挙げた。
昨年10-12月期の純利益は52億ドルで、1株当たり1.12ドルだった。アナリストの1株利益予想平均は1.17ドル。データセンター・グループの収入は9%増と、昨年7-9月(第3四半期)の26%増から急減速した。ウェルズ・ファーゴのアナリスト、アーロン・レーカーズ氏は同グループの10-12月期増収率を13%と予想していた。
インテルの株価は決算発表後の時間外取引で一時6.4%安。通常取引終値は49.76ドル。
同社は19年通期売上高を約715億ドルと予想した。市場予想平均の730億ドルを下回った。同社の通期売上高としては過去最高となるが、増収率は15年以来で最も低くなる。
スワンCFOは昨年6月のブライアン・クルザニッチ前最高経営責任者(CEO)の退任以降暫定CEOを務めており、同社が新CEOの候補者選びを続けていることも明らかにした。
原題:Intel Sales Miss as Data-Center Demand Slows; Shares Drop (1)(抜粋)
(CFOの発言や10-12月決算を追加して更新します.)
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