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概要:不祥事続きで疲弊した欧州の金融機関が再び人材の採用に動いている。だが、銀行業務部門での採用ではない。
Flags branded with the ABN Amro logo are seen flying outside the ABN Amro Bank NV headquarters in Amsterdam.
不祥事続きで疲弊した欧州の金融機関が再び人材の採用に動いている。だが、銀行業務部門での採用ではない。
この1年にマネーロンダリング(資金洗浄)や脱税といった不祥事に見舞われた金融機関は、金融犯罪対策部門を数千人増員した。最大級の不祥事の渦中にあるダンスケ銀行は、コンプライアンス(法令順守)担当者数を約600人増強。ABNアムロ・グループはまだ400人規模の採用を目指しており、ラボバンクはさらに250人を雇用する方針だ。
ダンスケ銀の小規模な国外拠点を経由した多額の資金洗浄の発覚や、パナマ文書に絡んだドイツ銀行本社への捜索、ドイツでの課税逃れなど不祥事が相次いだ結果、金融機関は評判の回復と監督当局への対応に追われている。
ドイツ連邦金融監督庁(BaFin)で資金洗浄対策を監督するトーステン・ペシュ氏は最近のインタビューで、この1年に「銀行と監督機関、一般市民の間で新たな意識」が浸透したと指摘。 「銀行はマネーロンダリングが単なるコストの問題ではなく、それが自行の存続自体を脅かしかねないということを認識している」と述べた。
Higher Headcount
Share of anti-financial crime staff in total headcount has been rising at EU bank
Source: company filing
Note: AFC staff relative to total staff based on available data - 'previously' means 2013 for ABN Amro, 2015 for DB and 2017 for Danske
マネーロンダリングの不祥事への対応は昨年10-12月(第4四半期)の決算発表で大きな関心を集めた。対策関連コストは利益を全般に押し下げており、ABNアムロやラボバンクは進行中の人材採用が引き続き今年の費用を押し上げると説明している。
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