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概要:中国の海外飲食店予約サイトではドタキャンを防ぐため、デポジットを徴収していたが、日ごろの行いがよい人は免除される。
すし、すき焼き、焼肉……日本料理を楽しみにしている外国人旅行者も多い。
Narit Jindajamorn shutterstock.com
アリババ系の旅行予約サイト飛猪(Fliggy)と信用スコアの芝麻信用(セサミ・クレジット)は2月18日、信用スコアが一定以上のユーザーを対象に、日本の飲食店予約でのデポジット(保証金)徴収を免除すると発表した。現地メディアが報じた。
中国の予約サイトで日本の飲食店を予約する際は、一般的にドタキャンや遅刻を防ぐため、一定額のデポジットを先に支払う必要があり、食事が終わった後に返却される。今回の信用スコアに基づくデポジット免除で、消費者の利便性は向上するが、飛猪と芝麻信用は「ドタキャンしていいわけではない。予約通りに店に到着するように」と呼びかけた。
有名店の行列には外国人の姿も見られる。
Ned Snowman shutterstock
日本は中国人旅行者の間で人気の旅行先で、飛猪のサイトを通じて2019年の春節期間(2月4日から10日)に日本旅行を予約した人数は、前年同期比46%増加。国別ではタイに次いで2位だった(香港、マカオを除く)。
また、同サイトでは航空券やホテル、ツアーだけでなく、海外での体験コンテンツの予約も急増しており、2018年の海外の飲食店、温浴施設の予約数は前年比200%増加。春節期間に限ると500%も伸びた。
特に日本は、すしだけでなく懐石料理、すき焼き、焼肉など食への評価が高く、今回のデポジット廃止で、現地メディアは「ミシュラン掲載店が多くある日本で、“寿司の神”の小野二郎氏のすきばやし次郎銀座本店もデポジットなしで食べられる」と紹介している。
中国ではホテルの宿泊やレンタサイクルの利用まで、物品の破損などに備えて高額なデポジットの支払いが習慣化している。芝麻信用は買い物の支払いデータなどから構築した個人の信用スコアをもとに、高スコアのユーザー向けにデポジット免除を含めたさまざまな特典を提供している。
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(文・浦上早苗)
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