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概要:この24時間に起きた2つの出来事が英国の欧州連合(EU)離脱を巡る最大野党労働党の方針を形作り、英EU離脱の進路を変える可能性が出てきた。
この24時間に起きた2つの出来事が英国の欧州連合(EU)離脱を巡る最大野党労働党の方針を形作り、英EU離脱の進路を変える可能性が出てきた。
労働党議員7人による18日の離党と無所属グループ結成の決断は、それ自体では下院議会の数の論理を変える効果はほとんどないが、労働党のコービン党首の戦略見直しにつながる可能性はある。
その場合、メイ英首相は離脱延期や2回目の国民投票を求める一段と強力な動きに対抗することになりそうだ。与党保守党内部でもEU離脱反対派が勢いづく可能性もある。
労働党はEU離脱をめぐる2回目の国民投票を支持するには至っていない。18日に同党を離脱した7議員の一部はこの点を理由に挙げたが、これまでのところコービン党首の支持者らはEUとの緊密な関係維持を提案しながらも離脱を支持する党首の方針へのサポートを強化している。
それでも、新たな国民投票を望む労働党議員らは、7人の離党を引き金にコービン党首が方針転換し「市民の投票」への支持に動く可能性を期待している。
労働党を離党した7人の議員から成る無所属グループがさらに拡大すれば、英国政治の新たなムーブメントになり得る。ストラスクライド大学のジョン・カーティス教授(政治学)は18日にBBCラジオに対し、「伝統的な二党政治の枠組みに収まらない政党が成果を生む可能性が今、十分に高まっている」と述べ、「問題はこのグループが特別な機会と立場を生かすことができるかどうかだ」と指摘した。
この24時間に起きたもう1つの出来事は、ウェールズを選挙区とするベテラン労働党議員のポール・フリン氏の死去が17日に発表されたことで、今後数週間、コービン党首の心に重くのしかかるとみられる。同議員の死去に伴い補欠選挙が行われるウェールズの選挙区はEU離脱支持が優勢。労働党が補欠選挙で敗北すれば、コービン党首は方針転換を迫る強い圧力にさらされる。
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