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概要:中国当局が人民元相場を安定維持するとの見方から元高が進む中、ここからさらに大きく上昇する余地は限られると一部のアナリストらは警鐘を鳴らしている。
中国当局が人民元相場を安定維持するとの見方から元高が進む中、ここからさらに大きく上昇する余地は限られると一部のアナリストらは警鐘を鳴らしている。
20日の人民元は対ドルで値上がり、約2週間ぶりの高値を付けた。米国が通商交渉の一環として元相場の安定維持を中国に求めていると事情に詳しい関係者が明らかにした。人民元は現地時間午後0時56分(日本時間同1時56分)現在、1ドル=6.7220元と0.56%高。
コメルツ銀行の新興国市場担当シニアエコノミスト、周浩氏は景気減速を受けて中国当局は行き過ぎた元高を望まないとした上で、「現時点で元を買い持ちするのはあまり理にかなっていない」と分析。「1ドル=6.7元程度で頭打ちとなるだろう。今の市場はあまりにも楽観的だ」と述べた。
みずほ銀行のアジア外国為替シニアストラテジスト、張建泰氏(香港在勤)も「中国が元の安定を約束したとしても、急激な上昇は予想していない」と説明。より長い目で見ても、中国人民銀行(中央銀行)による追加緩和や景気低迷、経常黒字の縮小で急な元高は見込めないと話した。
元の値上がりに限界があったとしても大幅な元安もなさそうで、結果的にレンジ相場に入る可能性がある。1ドル=7元を突破するまで元相場が下落する確率は低下したと、マッコーリー銀行の外為・金利ストラテジスト、ガレス・ベリー氏は指摘した。
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