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概要:米連邦公開市場委員会(FOMC)の1月会合議事要旨が20日に公表された後、米国債利回り曲線で最も注目度の高い部分が数週間以内に長短逆転に向かう可能性がある。
A bicyclist passes the Marriner S. Eccles Federal Reserve building in Washington, D.C.
米連邦公開市場委員会(FOMC)の1月会合議事要旨が20日に公表された後、米国債利回り曲線で最も注目度の高い部分が数週間以内に長短逆転に向かう可能性がある。
こう予想するのはBMOのストラテジスト、ジョン・ヒル氏だ。2年債と10年債の利回り格差(スプレッド)は昨年12月に9.1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)で底打ちした後、現在は約14.3bpの水準にあるが、議事要旨が次の2つのいずれかの内容に傾けば、再びスプレッド縮小に向かう可能性があると同氏は予想する。米経済の長期的改善の明らかな兆候がなくても追加利上げは近いとの見通しが示されるか、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標の据え置きを支持する姿勢を再確認した上でリセッション(景気後退)リスクが当局者の発言より大きいとの認識が示された場合だ。
ヒル氏は19日、「1月会合の議事要旨は数週間先に2年債と10年債の利回りが逆転する土台になる可能性はある。こうしたポジションを取る妙味は増しているように思える」と述べた。
ヒル氏によると、議事要旨で注目すべき重要な要素は、FOMCによる先月の「突然のハト派転換」と、政策反応関数に当局が辛抱強さと柔軟性を組み込んでいく手法、バランスシート縮小の終了に向けた計画の3つ。これらは全て、利回りの水準と利回り曲線の形状に「極めて重要」になるという。
同氏はさらに、2年債と10年債のスプレッドが13.2bpに下落すれば、12月20日に付けた低水準を「再び試す前兆」になり得るためBMOは注視していると説明。逆イールドは「確実に2019年のストーリーだ」と付け加えた。
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