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概要:世界の株式市場の時価総額が2カ月足らずで9兆ドル(約1000兆円)以上回復した中で、相場上昇局面がさらに続くか投資家は疑問視している。
世界の株式市場の時価総額が2カ月足らずで9兆ドル(約1000兆円)以上回復した中で、相場上昇局面がさらに続くか投資家は疑問視している。
ヌビーン・アセット・マネジメントのシニアポートフォリオマネジャー、ボブ・ドール氏は「株価上昇は過度かもしれない。相場の値固めか反落の時期が近い可能性がある」と述べた。
テクニカル分析は世界的にまちまちな状況だ。欧州と米国の株式相場はモメンタム指標で買われ過ぎ水準とされた一方、新興国にはそれほどの懸念はない。米国では市場の広がりが強く見られるものの、景気循環株の突出したパフォーマンスが色あせつつあることは懸念の兆しだ。
トレーダーが世界全般に注目する指標の一部を以下に挙げる。
欧州
欧州株は一歩リードしている。ストックス欧州600指数は20日に200日移動平均を10月以来初めて上回って終了。ただ、相対力指数(RSI)は買われ過ぎ水準付近にある。相場の転換点の予測で必ずしも信頼できるとは言えないものの、この水準まで前回上昇した昨年5月には、同指数は下げに転じ、年末まで下落基調が続いた。
米国
米国株の上昇が多くの銘柄に広がっている状況に強気派は今のところ満足しており、過去も株式相場には良い前兆だった。S&P500種株価指数構成銘柄のうち15日終値が過去50日間の平均を上回っていたのは全体の90%余りと、2016年前半以来の高い割合となった。S&P500種株価指数自体は最高値を依然として下回る水準にあるが、過去2カ月に極めて多くの銘柄が上昇し、NYSE累積騰落株線は過去最高を更新した。
ただ、弱気派は相場回復が行き過ぎた可能性を示す多くの兆候を指摘できそうだ。例えば、クリスマスの安値以来、米国株の上昇をけん引した景気循環株がディフェンシブ銘柄に対する優位を失い始めている点だ。
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