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概要:ドイツのショルツ財務相は20日、独仏両国がユーロ圏共通予算の詳細案について大筋合意し、数日内に共同でまとめた最終案を示す見通しだと明らかにした。 両国の合意がまとまれば、域内で賛否が分かれるユーロ圏共通予算を来月のユーロ圏財務相会合で取り上げる際に議論の突破口になるとみられる。 フランスのルメール経済・財務相と19日に会談したショルツ氏は「非常に(合意が)近い」と表明。「昨日は良い協議ができたので、週内あるいは来週初めまでに方
[ベルリン 20日 ロイター] - ドイツのショルツ財務相は20日、独仏両国がユーロ圏共通予算の詳細案について大筋合意し、数日内に共同でまとめた最終案を示す見通しだと明らかにした。
両国の合意がまとまれば、域内で賛否が分かれるユーロ圏共通予算を来月のユーロ圏財務相会合で取り上げる際に議論の突破口になるとみられる。
フランスのルメール経済・財務相と19日に会談したショルツ氏は「非常に(合意が)近い」と表明。「昨日は良い協議ができたので、週内あるいは来週初めまでに方針をまとめ、欧州の他の諸国に提示することが可能とわれわれは確信している」と述べた。
フランスはユーロ圏共通予算について、経済的なショックに対してユーロ圏を安定させ、域内の競争力を高め、欧州連合(EU)を経済的に統合させるのに役立てたいと考えている。
ロイターが閲覧した独政府の文書によると、ドイツはユーロ圏共通予算はEU予算の一部として編成されるとの考え方で、構造改革の実施に関する使途に限定して資金が割り当てられることを望んでいる。
一方、オランダなど一部のEU加盟国はユーロ圏共通予算の必要性について懐疑的な見方を示している。厳しい予算管理を求めているドイツが懐疑派と推進派との橋渡し役を買って出ている。
ショルツ氏は、独仏両政府は共通予算に関して「強く結束」しており、多少の小さな問題を今後数日で解消するだけだと述べた。
独政府の文書は、ユーロ圏共通予算はユーロを採用する19カ国の「結束と競争力」を目的とすべきで、ユーロ導入の前段階となる欧州為替相場メカニズム(ERM2)の加盟国も任意ベースで対象国に加わることになるとしている。
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