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概要:第91回米アカデミー賞の授賞式が24日開催され、作品賞にピーター・ファレリー監督の「グリーンブック」(日本公開3月1日)が選ばれた。一方、最多受賞は4部門で栄誉に輝いた「ボヘミアン・ラプソディ」だった。
第91回米アカデミー賞の授賞式が24日開催され、作品賞にピーター・ファレリー監督の「グリーンブック」(日本公開3月1日)が選ばれた。一方、最多受賞は4部門で栄誉に輝いた「ボヘミアン・ラプソディ」だった。
「グリーンブック」は、人種差別の残る1960年代の米国南部を描くロードムービーで、実在の黒人ピアニスト役を演じたマハーシャラ・アリは助演男優賞を受賞した。アリは受賞後のスピーチで「気持ちを込めれば何でもできる」と励まし、「前向きに考える」ことを勧めてくれたという祖母に感謝。「祖母がいなかったらここに来ることはできなかった」と話した。
メキシコ映画「ROMA/ローマ」は、有力候補とみられていた作品賞を逃したものの、外国語映画賞を受賞。メガホンを取ったアルフォンソ・キュアロン氏は監督賞に輝いた。
同作は、監督がメキシコ市近郊のコロニアローマで1970年代に送った子供時代に着想を得て制作されたモノクロ映画で、ネットフリックス配信映画として初の作品賞に選ばれるかどうかが注目されていた。
キュアロン監督は「先住民の女性をテーマにした映画を認めてくれた(主催の)映画芸術科学アカデミーに感謝する」と話した。
主演男優賞には、「ボヘミアン・ラプソディ」のラミ・マレック(37)が選ばれた。初のオスカー受賞で、マレックは英バンド「クイーン」のボーカル、フレディ・マーキュリーを演じた。「ボヘミアン」は編集賞、音響編集賞、録音賞も含め4部門で受賞した。
マレックは「わたしは明らかな最有力候補ではなかったかもしれないが、いい結果が出たと思う」と述べた。
主演女優賞に輝いたのは、「女王陛下のお気に入り」のオリヴィア・コールマン。同作は18世紀の英王室を舞台に病弱で不安定な女王アン(コールマン)と、女王が全幅の信頼を置く友人のサラ、召使いのアビゲイルを中心に描いた作品だ。
コールマンは「とても喜ばしい」と述べた後、「子どもたちが自宅で見てくれていることを祈る。こんなことは二度と起きないから」と話した。
助演女優賞には「ビール・ストリートの恋人たち」のレジーナ・キングが選ばれた。キングは今回が初のオスカー受賞で、ノミネートも初めて。同作では主人公の母親役を演じた。涙をぬぐい、自身の母親に感謝しながら「誰かから応援と愛とをたくさん与えられた人間がどうなるか。わたしはその一例です」と述べた。
外国語映画賞にノミネートされていた是枝裕和監督の「万引き家族」は、受賞を逃した。
長編アニメーション映画には、「スパイダーマン:スパイダーバース」が選ばれた。細田守監督の「未来のミライ」の受賞はならなかった。
今年の授賞式を巡っては、当初は米コメディアンのケビン・ハートが司会を務める予定だったが、過去の同性愛差別発言を理由に辞退し、司会者抜きでの開催となった。1989年以来、史上2回目となる。
オープニングでは、伝記映画「ボヘミアン・ラプソディ」の世界的ヒットを祝し、クイーンが「伝説のチャンピオン」と「ウィ・ウィル・ロック・ユー」を演奏。オリジナルメンバーのブライアン・メイ(ギター)とロジャー・テイラー(ドラム)に加え、オーディション番組「アメリカン・アイドル」に出演したアダム・ランバートがボーカルとして参加した。
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