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概要:6日のニューヨーク外国為替市場では、カナダ・ドルが大幅安。カナダ銀行(中央銀行)がハト派寄りのガイダンスを示したことに反応した。米ドルの指数は上昇。ただドルは対円では下落した。
6日のニューヨーク外国為替市場では、カナダ・ドルが大幅安。カナダ銀行(中央銀行)がハト派寄りのガイダンスを示したことに反応した。米ドルの指数は上昇。ただドルは対円では下落した。
カナダ・ドルは0.6%安。カナダ中銀はデータの「強弱混在」を認め、今後の利上げ時期に関する不確実性が高まっているとの認識を示した。政策金利は市場の予想通り1.75%で据え置いた
ブルームバーグのドル指数は0.2%上昇。ドルは主要通貨に対しては高安まちまち。2018年の米貿易赤字は10年ぶり高水準に拡大し、2月の米民間企業雇用者数の伸びは市場予想を下回った
ユーロはほぼ変わらずの1ユーロ=1.1311ドル。欧州中央銀行(ECB)当局者は7日に公表する最新の経済予測で域内の景気見通しを引き下げる公算だとの報道を受けて、ユーロはこの日の安値に下げたが、その後回復した。匿名を条件に述べた関係者によると、引き下げ幅は銀行向けの新たな資金供給オペ実施を正当化できる規模になる。
ドルは対円では0.1%安の1ドル=111円78銭。一時111円62銭とこの日の安値を付けた。この日のドル・円相場は、クロス取引や利益確定の動きが主に影響した
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