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概要:中国の李克強首相は5日開幕した全国人民代表大会(全人代=国会)で政府活動報告を行い、2019年の国内総生産(GDP)伸び率の目標を6.0―6.5%に設定し、昨年から引き下げた。 李首相はまた、税金と手数料の大幅削減も打ち出した。金融政策、財政政策、人民元、金利、債券に関する首相発言などの概要は以下の通り。 <金融政策> 李首相は中国の金融政策について、穏健かつ「引き締め過ぎもせず、緩め過ぎもしない」ようにするとしたほか
[上海 7日 ロイター] - 中国の李克強首相は5日開幕した全国人民代表大会(全人代=国会)で政府活動報告を行い、2019年の国内総生産(GDP)伸び率の目標を6.0―6.5%に設定し、昨年から引き下げた。
李首相はまた、税金と手数料の大幅削減も打ち出した。金融政策、財政政策、人民元、金利、債券に関する首相発言などの概要は以下の通り。
<金融政策>
李首相は中国の金融政策について、穏健かつ「引き締め過ぎもせず、緩め過ぎもしない」ようにするとしたほか、政府は大量の流動性に訴えることはしないと言明。さまざまな金融政策手段を利用し、政策波及経路を強化し、かなり潤沢な流動性を維持すると述べた。
今年のマネーサプライM2、社会融資総量の伸び目標は名目GDPの伸びに沿うものになるとした。
<財政政策>
中国は積極的な財政政策を推し進める。財政赤字目標を対GDP比2.8%に設定し、2018年目標の2.6%から引き上げた。
財政省は歳入が5%、歳出が6.5%、それぞれ増えるとした。
中国は今年通年で企業負担を約2兆元(2982億ドル)削減する方針。李首相は政府が製造業の増値税(付加価値税)の税率を16%から13%に引き下げると表明。運輸・建設業は10%から9%に引き下げられる。
<人民元>
李首相は人民元為替レートの形成メカニズムを改善し、人民元相場を合理的な水準で基本的に安定させ続けると表明した。
国家発展改革委員会(発改委)が5日に公表したより詳細な報告書によると、中国は2019年に人民元の為替レートの柔軟性を高め、クロスボーダーの資本フローに対する規制を強化する。
発改委は株式・債券・為替市場の安定を維持するために努力し、金融リスクを阻止・回避するため、異常な変動には適時対処するとした。
<金利>
李首相は市場志向型の金利改革を深化させ、借り入れコストを引き下げると約束した。
発改委は、かなり安定した市場金利を維持するとした。
<地方債>
財政省は、今年の地方政府の特別債発行枠を2兆1500億元に設定。昨年の1兆3500億元から拡大した。
今年の地方債発行枠は3兆0800億元に設定された。
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