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概要:経済産業省が29日に発表した2月の商業動態統計速報によると、小売業販売額(全店ベース)は前年比0.4%増の11兆0240億円となった。 乗用車や花粉症向け鼻炎薬やマスクなどの販売が寄与し、16カ月連続で前年比プラスとなった。 季節調整済み前月比は0.2%増だった。 3カ月移動平均では前月比0.3%の低下となっており、基調判断は『一進一退」との表現を据え置いた。 <自動車・花粉症関連増、石油・野菜減>
[東京 29日 ロイター] - 経済産業省が29日に発表した2月の商業動態統計速報によると、小売業販売額(全店ベース)は前年比0.4%増の11兆0240億円となった。
乗用車や花粉症向け鼻炎薬やマスクなどの販売が寄与し、16カ月連続で前年比プラスとなった。
季節調整済み前月比は0.2%増だった。
3カ月移動平均では前月比0.3%の低下となっており、基調判断は『一進一退」との表現を据え置いた。
<自動車・花粉症関連増、石油・野菜減>
業種別にみると、衣服・身の回り品小売業、自動車小売業、機械器具小売業、医薬品・化粧品小売業、その他小売業で増加した。冷蔵庫や洗濯機、パソコンなどの販売が伸びた。
一方、各種商品小売業、飲食料品小売業、燃料小売業、無店舗小売業は減少した。石油価格の下落により燃料小売業は27カ月ぶりにマイナスに転じたほか、野菜価格の下落が飲食料品販売に響いた。
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