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概要:英国のメイ首相は2日、欧州連合(EU)に対し離脱交渉期限の延長を要請することを明らかにした。また、議会の膠着状態からの脱却に向け野党・労働党のコービン党首と協議する意向も示した。ただ身内ではなく敵に協力を求めるという手法に、身内の与党内からは早くも反発の声が上がった。
英国のメイ首相は2日、欧州連合(EU)に対し離脱交渉期限の延長を要請することを明らかにした。また、議会の膠着状態からの脱却に向け野党・労働党のコービン党首と協議する意向も示した。ただ身内ではなく敵に協力を求めるという手法に、身内の与党内からは早くも反発の声が上がった。
メイ首相は「EU基本条約(リスボン条約)50条に基づく離脱交渉期間の一段の延長が必要になる。延長はできる限り短いもので、離脱協定案が可決された時点で延長は終了する。こうした延長は、秩序立った離脱を確実にすることが目的であることを明確にする必要がある」と述べた。
コービン党首もメイ氏と協議する意向を示す一方、EUとの関税同盟、単一市場へのアクセス、労働者保護などを求める方針に変わりはないと強調。その上で仮に2党で合意が成立しても、合意案が議会で可決されなければメイ内閣に対する不信任投票を要求するとした。
これに対し、与党・保守党内からは反発の声が上がった。離脱強硬派のリースモグ議員は「大変不愉快な対応で、国益にならないばかりか、国民投票の意向に反する」とした上で、メイ首相は与党ではなく野党と手を組む決断をしたと批判した。ジョンソン元外相も労働党との妥協は国民への裏切り行為だと非難した。
EUのトゥスク大統領は、英国が離脱協定案に対する過半数の支持獲得に向け模索を続ける中、EU首脳は忍耐強くある必要があるとの考えを表明。「今日中にどのような結果になるか分からなかったとしても、忍耐強くありたい」とツイッターに投稿した。
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