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概要:9日の米株式相場は下落。S&P500種株価指数は過去18カ月で最長の連続高がストップした。世界経済の成長減速や貿易摩擦悪化への懸念が再燃した。米国債は上昇。
9日の米株式相場は下落。S&P500種株価指数は過去18カ月で最長の連続高がストップした。世界経済の成長減速や貿易摩擦悪化への懸念が再燃した。米国債は上昇。
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S&P500種は9営業日ぶりに下落。トランプ政権が欧州連合(EU)に対する報復関税を警告したことや、国際通貨基金(IMF)が2019年の世界成長率見通しを金融危機以降で最低の水準に下方修正したことが響いた。多国籍企業が売りを浴び、キャタピラーやボーイングがダウ工業株30種平均を押し下げた。航空株のほか、素材やエネルギー銘柄も安い。
S&P500種は前日比0.6%安の2878.20。ダウ平均は190.44ドル(0.7%)下げて26150.58ドル。ナスダック総合指数は0.6%下落。ニューヨーク時間午後4時38分現在、米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し2.50%。米国債はリスク回避の動きなどに支えられ上昇。
コロンビア・スレッドニードル・インベストメンツで北米の資産配分責任者を務めるジョシュ・クティン氏はブルームバーグとのインタビューで、「株式相場はかなり長い間にわたって上昇してきた」と指摘。「リセッション(景気後退)ではないが、景気が減速しつつあることを示唆するデータがさらに増えているようだ」とし、IMFの見通し引き下げは「現状に即していると言えるだろう」と述べた。
ニューヨーク原油先物相場は反落し、過去2週間余りで最大の下げ。ロシアのプーチン大統領が現行の価格に満足しているとし、減産措置を延長する意向があるかどうか明言できないと述べたことが材料。IMFの世界成長見通し引き下げも原油需要に関する懸念につながった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物5月限は42セント(0.7%)安の1バレル=63.98ドルで終了。ロンドンICEの6月限は49セント下げて70.61ドルで終えた。
ニューヨーク金先物相場は3営業日続伸。米政府のボーイングへの補助金に対し、欧州連合(EU)が報復関税を準備していると表明したことが背景。米欧の貿易摩擦が激化するとの見方が強まり、リスクテーク意欲が減退した。トランプ大統領の利下げ要求を受け、10日公表のFOMC議事要旨で金融当局がハト派に一段と傾斜したか否かにも注目が集まっている。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は0.5%高の1オンス=1308.30ドルで終了した。ニューヨーク時間午後2時28分現在、金スポット相場は0.5%上げて1304.49ドル。
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