米、対イラン制裁強化 原油輸入の制裁免除を5月に撤廃

［ワシントン ２２日 ロイター］ - 米政府は２２日、イラン産原油の禁輸措置について、日本を含む８カ国・地域に対する適用除外措置を５月に撤廃することを決定した。撤廃後にイランから原油を輸入すれば米国の制裁措置の対象となる。

[华盛顿22路透社] - 5月22日，美国政府已决定取消5月份包括日本在内的8个国家和地区对伊朗原油的豁免。如果原油在废除后从伊朗进口，将受到美国的制裁。

ホワイトハウスは、原油市場への「適切な供給」を確実にするために石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）加盟国のサウジアラビア、およびアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）と協力していると表明。ただそれでも除外措置撤廃の決定を受け原油価格は上昇し、年初来高値を付けた。

白宫是石油输出国组织（欧佩克）成员国沙特阿拉伯和阿拉伯联合酋长国的成员国，以确保原油市场“适当供应”。表达了与阿联酋的合作。然而，为了回应废除排他性措施的决定，原油价格自年初以来已经上涨并达到了高价。

ポンペオ国務長官は記者会見で、米政府の目標はイランの原油輸出をゼロにすることだとし、５月１日以降に猶予を与える計画はないと表明。「今後はいかなる除外措置も認めない。（イランの原油輸出の）全面的なゼロを目指す」と述べた。

在新闻发布会上，国务卿Pompeo表示美国政府的目标是将伊朗的原油出口量调为零，并且没有计划在5月1日或之后放弃并表示。 “我们将来不会采取任何排他性措施。我们的目标是整体零（伊朗的原油出口）。”

トランプ大統領はツイッターへの投稿で、米国のイラン産原油に対する制裁措置が「完全に実施」されることになるが、サウジを含むＯＰＥＣ加盟国は世界的な原油市場への供給を巡り、イランの減少を補う以上のことができるとの考えを示した。

特朗普总统在Twitter上的帖子将“惩罚”美国对伊朗原油的制裁，但欧佩克成员国，包括沙特阿拉伯，将他表示，他可以做的不仅仅是弥补伊朗在全球石油供应方面的下滑。

米国は昨年１１月、トランプ大統領がイラン核合意から離脱したことを受けてイランの原油輸出に対する制裁を復活。ただ、日本、中国、韓国、インド、台湾、トルコ、イタリア、ギリシャの８カ国・地域については６カ月間、制裁の適用除外を認めていた。

11月，由于特朗普总统退出伊朗核协议，美国恢复了对伊朗原油出口的制裁。但是，在日本，中国，韩国，印度，台湾，土耳其，意大利和希腊的八个国家/地区，制裁被豁免六个月。

制裁復活後、イランの原油輸出は日量２５０万バレルを超える水準から同１００万バレルを下回る水準まで減少した。

随着制裁的复苏，伊朗的原油出口量从每天250多万桶下降到每天100万桶以下。