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大統領弾劾で争えば民主の政策課題おろそかになる恐れ－サンダース氏
概要：2020年米大統領選への出馬を表明している民主党候補者の中で現時点では支持率が最も高いバーニー・サンダース上院議員は22日、議会がトランプ大統領を徹底的に調査することを望むとしながらも、大統領弾劾を巡る争いが長引けば、有権者にとって重要な問題で民主党が主導権を失う恐れがあると主張した。
2020年米大統領選への出馬を表明している民主党候補者の中で現時点では支持率が最も高いバーニー・サンダース上院議員は22日、議会がトランプ大統領を徹底的に調査することを望むとしながらも、大統領弾劾を巡る争いが長引けば、有権者にとって重要な問題で民主党が主導権を失う恐れがあると主張した。
サンダース氏の立場は指名争いで競合するエリザベス・ウォーレン上院議員とカマラ・ハリス上院議員や、民主党内の進歩派の一部メンバーと異なる。
サンダース氏はニューハンプシャー州で開かれたＣＮＮの市民対話集会イベントで、モラー特別検察官の報告書はトランプ氏が「近年で最も危険な米国大統領」であることを示しているとしたが、最も重要な目標はトランプ氏を再選させないことだとも指摘した。
同氏はまた、20年大統領選が近づく中でトランプ大統領の弾劾ばかりにかかわっていれば、医療や最低賃金引き上げ、同性愛者の権利などの問題を語る余裕がなくなるとし、「そのことがトランプ氏に有利に働くことを私は懸念する」と語った。
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