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概要:ソフトウエアメーカーの米マイクロソフトが24日発表した1-3月(第3四半期)決算では、利益と売上高がアナリスト予想を上回った。クラウドコンピューティング事業で大企業顧客との複数の新規契約が業績を押し上げた。
ソフトウエアメーカーの米マイクロソフトが24日発表した1-3月(第3四半期)決算では、利益と売上高がアナリスト予想を上回った。クラウドコンピューティング事業で大企業顧客との複数の新規契約が業績を押し上げた。
同社の発表資料によると、1-3月期純利益は88億ドル(約9860億円、1株当たり1.14ドル)。ブルームバーグが調査したアナリスト予想の平均では、1株利益は1ドルと見込まれていた。売上高は前年同期比14%増の306億ドルで、アナリスト予想平均は299億ドルだった。
1ー3月期は小売りを中心に大手ブランドがマイクロソフトのクラウドソフトウエア「Azure(アジュール)」の利用契約を相次いで結んだ。同社顧客には食料品チェーンのクローガーやドラッグストアチェーンのウォルグリーン・ブーツ・アライアンス、石油会社のエクソンモービルなどが含まれており、ウォルグリーンなどの一部顧客はクラウドベースの「Office(オフィス)」とセキュリティーソフトウエアの利用にもコミットした。
これらの契約は、クラウド市場のリーダー、アマゾン・ドット・コムから顧客を奪取し契約獲得を図るサティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)による取り組みが奏功していることの表れ。マイクロソフトの長年の顧客企業によるクラウドへの移行も同社に追い風となっている。
アジュールの収入は73%増加と、2018年10-12月(第2四半期)の76%増からは伸びが鈍化した。これまで2倍に増加することもよくあったため、一部投資家は急成長が続いているのか懸念していた。法人客向けオフィスのクラウドソフトウエアの売り上げは30%増えた。
ウェドブッシュ・セキュリティーズのアナリスト、ダン・アイブス氏は「アジュールの伸びはウォール街の予想を吹き飛ばした。マイクロソフト全体でA+の四半期だった」と評価した。
同社の株価は決算発表後の時間外取引で約3%上昇。通常取引終値は125.01ドルだった。
マイクロソフトのエイミー・フッド最高財務責任者(CFO)はインタビューで、アジュールなどの売上高の指標となるコマーシャル・クラウド収入の好調が引き続き同社全体の業績を押し上げたと説明。BMWやルノー・日産などを含む「全ての規模の企業と全ての地域でアジュールに対する需要が見られた」と述べた。
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