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概要:米アマゾン・ドット・コムの1-3月(第1四半期)利益はアナリスト予想を上回った。クラウドコンピューティングや広告、その他の利益率の高い事業への重点的な取り組みが引き続き奏功していることを示した。
米アマゾン・ドット・コムの1-3月(第1四半期)利益はアナリスト予想を上回った。クラウドコンピューティングや広告、その他の利益率の高い事業への重点的な取り組みが引き続き奏功していることを示した。
25日の発表資料によると、1株利益は7.09ドルだった。アナリストらは4.67ドルを見込んでいた。売上高は前年同期比17%増の597億ドル(約6兆6600億円)で、ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均並みだった。
クラウド部門アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の収入は77億ドルで、前年同期から約42%増えた。同部門の営業利益は22億ドルと、アマゾン全体の50%に達した。広告が大半を占める「その他」収入は34%伸びて27億2000万ドル。
一方、アマゾンが示した見通しは投資家の買い意欲に水を差すものとなった。同社は4-6月(第2四半期)の営業利益が最大36億ドルになるとの見通しを明らかにした。これはアナリスト予想を下回る水準で、同社が将来の成長に向けて予想以上に投資を進める可能性を示唆している。
決算発表は米株式市場の取引終了後だった。同社の株価は時価外取引で約1%高となっている。
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