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概要:全日本空輸を傘下に持つANAホールディングス<9202.T>の福澤一郎執行役員は26日の決算会見で、インドネシアとエチオピアで墜落事故を起こした米ボーイング<BA.N>社製「737MAX」シリーズ旅客機の発注計画ついて、「安全の確認が大前提」とした上で、現時点では「変わっていない」と述べた。 福澤氏は「事故原因がどう解明されるのか。再発防止に向けて適正な安全対策がボーイングから提示されるのか、さらにはFAA(米連邦航空局
[東京 26日 ロイター] - 全日本空輸を傘下に持つANAホールディングス(9202.T)の福澤一郎執行役員は26日の決算会見で、インドネシアとエチオピアで墜落事故を起こした米ボーイング(BA.N)社製「737MAX」シリーズ旅客機の発注計画ついて、「安全の確認が大前提」とした上で、現時点では「変わっていない」と述べた。
福澤氏は「事故原因がどう解明されるのか。再発防止に向けて適正な安全対策がボーイングから提示されるのか、さらにはFAA(米連邦航空局)を中心とした運航停止解除がきっちり出されるかどうかを含め、安全に対しての確証が持てることが何よりも重要。そこを確認することが大前提だ」と語った。
機材が予定の時期に納入できない場合は「機材の退役時期やリース機材の延長で対応する」と話した。
ANAが発注しているのは「737MAX8」型機で、確定20機、オプション10機の計30機。初号機の納入は2年後の2021年度を予定している。ANAが国内線で運航している「737ー700」と「737ー800」の後継機として導入する。従来機に比べて機内の快適性が向上しているほか、約15%の燃費改善が見込まれるなど経済性の点でも優れているという。
29日からはFAA主導で安全性に関する国際合同審査が始まる。審査にかかる期間は未定。FAAの承認が得られない限り、737MAXの運航は再開できない。
この合同審査とは別に、FAAは25日、737MAXについて協議するため、世界各国の民間航空局関係者との会合を5月23日に開催すると発表した。FAAは「参加者に対し、米国内の運航再開決定時に参考にするFAAの安全性分析を提供することが目的」と説明。「それぞれの(国・地域の)運航再開決定に関連した疑問について、安全の専門家らが答える」とした。ボーイングは参加メンバーに含まれていない。
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