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概要:トルコ・イスタンブール市長選のやり直しで最大野党・共和人民党(CHP)は7日、当選していたイマモール氏が再出馬すると表明し、勝利に自信を示した。 最高選挙管理委員会(YSK)は6日、3月の市長選結果を無効とし、6月23日にやり直し選挙を実施すると発表。トルコリラは対ドル<TRYTOM=D3>で一時、昨年10月5日以来の安値水準を付けた。 CHPのクルチダルオール党首は、YSKが有権者の信頼を裏切りエルドアン大統領率い
[アンカラ 7日 ロイター] - トルコ・イスタンブール市長選のやり直しで最大野党・共和人民党(CHP)は7日、当選していたイマモール氏が再出馬すると表明し、勝利に自信を示した。
最高選挙管理委員会(YSK)は6日、3月の市長選結果を無効とし、6月23日にやり直し選挙を実施すると発表。トルコリラは対ドルTRYTOM=D3で一時、昨年10月5日以来の安値水準を付けた。
CHPのクルチダルオール党首は、YSKが有権者の信頼を裏切りエルドアン大統領率いる公正発展党(AKP)の圧力に屈したと批判。議会で党所属議員らに「そんなに再選挙を望むなら、やりたいだけやればいい。われわれが毎回勝利するだろう」と述べた。
3月の選挙で独自候補を擁立した野党ブロックの小政党は、イマモール氏支持に回る可能性を示唆した。イマモール氏はAKPが擁立したユルドゥルム元首相に僅差で勝利しており、大きな影響が及ぶ可能性もある。
エルドアン氏は7日、YSKの決定について「民主主義強化に向けた重要な一歩」と歓迎。「イスタンブール市長選で組織的な汚職や完全な違法性が見られた」と述べ、ユルドゥルム氏が党候補として再出馬すると明言した。
法の支配や経済改革に対するトルコの姿勢が疑問視され、この日の取引では債券や株式も売られた。
フィッチ・レーティングス幹部は、経済再均衡化や安定化に向け必要とされる当局の動きが再選挙決定で妨げられるリスクを警告する。
トルコの格付けは「BB」、見通し「ネガティブ」だが、景気や為替変動を踏まえ、より脆弱な状況となれば引き下げの可能性があると説明した。
YSKの動きに海外から反応も出ている。ドイツのマース外相は不透明で理解できないとし、民主主義の基本原則や透明性が最も重要と指摘した。
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