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概要:メイ英首相は、欧州連合(EU)離脱案の議会通過をもう一度目指すと表明した。しかし同首相が率いる与党保守党の関心は、EU離脱の道筋を左右することとなる党首選へと既に移っている。
メイ英首相は、欧州連合(EU)離脱案の議会通過をもう一度目指すと表明した。しかし同首相が率いる与党保守党の関心は、EU離脱の道筋を左右することとなる党首選へと既に移っている。
メイ英首相
写真家:Simon Dawson / Bloomberg
保守党内の対立する派閥はそれぞれの立場を明確にしており、ラッド雇用・年金相が率いる保守党議員60人のグループは20日、英ブックメーカー(賭け屋)の間で次期党首最有力とされているボリス・ジョンソン前外相の次期党首当選阻止を目指すマニフェストを発表する見込み。同グループはジョンソン氏がEUからの合意なき離脱を推し進めて英国を混乱に陥れるのを阻止したい考えだ。
メイ首相が自身の離脱案を議会通過させようと、不毛とも言える努力を続ける中で、保守党党首選はもう始まったも同然だ。同首相は、恐らく最後となる4回目の離脱案の議会採決を6月に実施後、退陣時期を示すと約束している。メイ首相は19日、超党派合意を目指す協議が決裂したことを受け、政府は離脱案の内容を拡充する「大胆な新提案」を週内に提示すると述べた。
しかし、メイ首相の新提案が議員の十分な支持を得られるかどうか、悲観的見方が強まっている。英紙テレグラフが閲覧したリーク文書によると、首相の新たな提案は過去のアイデアの焼き直しにすぎないという。労働党議員の取り込みを狙い譲歩すれば、保守党議員の支持を失う可能性が高い。
またコービン労働党党首が19日、これまでになく強く再度の国民投票を支持したことは、政府と労働党の溝を埋めるのが一段と難しくなったことを示す。メイ首相は国民投票のやり直しを繰り返し否定してきた。
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