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概要:欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁は、19日付のイタリア紙コリエレ・デラ・セラとのインタビューで、ユーロ圏のインフレ率はECBが求める水準にはないと述べた。
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁は、19日付のイタリア紙コリエレ・デラ・セラとのインタビューで、ユーロ圏のインフレ率はECBが求める水準にはないと述べた。
欧州連合(EU)統計局によると、4月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)は前年比1.7%上昇と、前月の1.4%から伸びが加速。インフレ率の目標を2%弱に設定しているECBにとっては一定の安心材料になったとみられていた。
ただ、クノット氏は、現状はECBが目指す「『2%未満であるがその近辺』に完全に収束していない。ここ5─6年くらいの期間にみられたよりも2%に明確に近い数字をわれわれは想定している」と語った。
同紙のウェブサイトに掲載された詳報によると、クノット氏は「われわれが唯一できることは、経済が稼働率が高い状態を維持し、潜在成長率を上回るGDP(域内総生産)成長を継続するように取り組みを続けることだ」と表明。「この積み重ねによってある時点で一段の物価上昇が導かれるだろう」とした。
クノット氏はまた、グローバル化や経済的ショックに伴い物価上昇のプロセスが遅くなるとともに不確実になってきたが、損なわれたわけではないとした。
「第1・四半期のユーロ圏GDP成長率は非常に好調な水準まで回復したようだ。0.4%というのは既に潜在成長率をやや上回っている」とした上で、経済がこのまま回復を続けるという前提では、ECBの政策は「正しい軌道にある」とした。
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