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概要:自動車大手のフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)<FCHA.MI>は、フランスのルノー<RENA.PA>に対し「変革のための合併」を提案した。 ルノーもFCAとの協議を確認した。提案は、前日からのルノーとの協議で取りまとめられ、ルノーの取締役会は27日朝、提案について協議している。 FCAは声明で、ルノーとの統合が実現すれば、主要な地域、自動車市場、技術において強いプレゼンスを持つ、
[ミラノ/パリ 27日 ロイター] - 自動車大手のフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)(FCHA.MI)は、フランスのルノー(RENA.PA)に対し「変革のための合併」を提案した。
ルノーもFCAとの協議を確認した。提案は、前日からのルノーとの協議で取りまとめられ、ルノーの取締役会は27日朝、提案について協議している。
FCAは声明で、ルノーとの統合が実現すれば、主要な地域、自動車市場、技術において強いプレゼンスを持つ、年間販売台数が870万台の自動車メーカーが誕生すると表明。
「広範囲で補完的なブランド・ポートフォリオは、高級部門から主流部門まで市場を完全にカバーできる」とした。
提案によると、オランダに持ち株会社を設立する。FCA株主に25億ユーロの特別配当を支払ったうえで、FCA、ルノーそれぞれが新会社の新株を50%取得するという。
自動車業界では、排ガス規制が強化される中で電動化が進み、コテクティッドカー(つながる車)や自動運転などの新技術の開発競争に乗り遅れまいと再編の動きが強まっている。
*内容を追加しました。
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