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概要:アジアでチョコレート需要が急速に伸びている。カカオ豆を供給する地元農家の能力が追い付かず、アフリカや南米からの輸入が拡大している。
アジアでチョコレート需要が急速に伸びている。カカオ豆を供給する地元農家の能力が追い付かず、アフリカや南米からの輸入が拡大している。
アジア最大のカカオ豆生産・加工国のインドネシアは昨年、記録的な規模となる約24万トンの豆を輸入。2019年はさらに増える可能性があると、同国ココア産業協会のピーター・ジャスマン会長は話す。
インドネシアでは病害や木の老化、農家がより利益が得られる作物の栽培に切り替えたことでカカオ豆生産がこの10年で半減した。このため、主要輸出国だったインドネシアは純輸入国に転じた。加工能力は拡大しており、海外購入は5年で2倍余りになった。
インドネシア南スラウェシ州のカカオの木
写真家:Claire Leow / Bloomberg
マレーシアも似たような状況にある。ココアボードのデータによれば、生産量は20年前の10万トン前後から1000トン弱に減った。パーム油に生産を切り替える農家が増えたためだ。国内生産が激減したことで加工業者はカカオ豆を海外に求めなければならなくなり、磨砕を手掛けるアジア最大のグアン・チョンはアフリカや南米の生産者により近い場所に工場を移すことを検討している。
アジアは20年までにクッキーやドリンク、アイスクリームなどに使われるココアパウダーで世界最大の市場になる見通しだ。
マレーシアやシンガポール、インドネシアの会員からデータを集計するアジアココア協会によると、同地域のカカオ豆加工量は昨年約78万トンと、4年で25%超増えた。所得が拡大傾向のアジアではチョコレートを使った菓子やパン、飲料の消費が拡大していると同協会は説明している。
Criss-Cross
Indonesia's cocoa grind climbs as bean output shrinks
Source: International Cocoa Organization
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