ソニーが一転減収予想に、ＰＳ４計画引き下げ 利益予想は維持

［東京 ３０日 ロイター］ - ソニー(6758.T)は３０日、２０２０年３月期（米国基準）の売上高予想を前年比０．８％減の８兆６０００億円に下方修正した。従来予想は同１．５％増の８兆８０００億円だった。家庭用ゲーム機「プレイステーション４」（ＰＳ４）ハードやテレビ、スマートフォンの販売計画の下方修正を反映させた。増収予想は一転、減収予想となった。

[东京第30路透社] -Sony（6758.T）预计截至2020年3月31日（美国标准）的财政年度销售额同比下降0.8％至8,600亿日元向下修改。之前的预测为8,800亿日元，增长1.5％。反映了家庭视频游戏机“PlayStation 4”（PS4）硬件，电视和智能手机销售计划的下调。销售预测的增长已经逆转，预计销售额将下降。

ＰＳ４は１６００万台から１５００万台に、テレビを１１３０万台から１０５０万台に、スマホを５００万台から４００万台に、それぞれ引き下げた。

PS4已从1600万减少到1500万，电视从1130万减少到1050万，智能手机从500万减少到400万。

会見した十時裕樹・最高財務責任者（ＣＦＯ）はＰＳ４について「次世代機の情報を５月に示したこともあり、想定していたよりも少し販売が弱かったが、無理して拡販はせず、きちんと利益を確保していく」と語った。

接受采访的首席财务官（首席财务官）Yuki Toki谈到了PS4，“因为有关下一代飞机的信息在5月份展示，所以超出预期。销售额有点疲软，但我们不会强行扩大销售，并且能够妥善保障利润。”

販売計画の引き下げを受け、ゲーム＆ネットワークサービス（Ｇ＆ＮＳ）の売上高は前年比４．７％減の２兆２０００億円（従来予想から１０００億円減）に、エレクトロニクス・プロダクツ＆ソリューション（ＥＰ＆Ｓ）の売上高は同６．９％減の２兆１６００億円（同８００億円減）に、それぞれ見直した。

游戏及网络服务（G＆NS）的净销售额较上年减少4.7％至2,200亿日元（较之前预测的1000亿日元）此外，电子产品及解决方案（EP＆S）的销售额均下调至6.9万亿日元（减少800亿日元），下降6.9％。

利益予想は据え置いた。営業利益予想は前年比９．４％減の８１００億円と、リフィニティブが集計したアナリスト２３人の予測平均値８３０１億円を下回っている。

利润预测已推迟。营业利润预测为810亿日元，比上年下降9.4％，低于Refiniti编制的23位分析师的估计平均值8301亿日元。

２０１９年４─６月期の売上高は前年比１．４％減の１兆９２５７億円、営業利益は同１８．４％増の２３０９億円だった。Ｇ＆ＮＳとＥＰ＆Ｓはさえなかったが、イメージング＆センシング・ソリューション（Ｉ＆ＳＳ）や音楽、映画部門などが収益を押し上げ、４─６月期として過去最高の営業利益となった。

2019年4月至6月期间的销售额为1,925.7亿日元，比上年下降1.4％，营业收入为2390亿美元，增长18.4％。这是一个圆圈。尽管G＆NS和EP＆S不在那里，但成像和传感解决方案（I＆SS），音乐和电影部门提高了利润，在4月至6月期间创造了创纪录的高运营利润。

Ｉ＆ＳＳは売上高が前年比１４．０％増の２３０７億円、営業利益は同７０．１％増の４９５億円だった。

I＆SS的销售额同比增长24.0％至2370亿日元，营业收入增长70.1％至495亿日元。

十時ＣＦＯは好調なイメージセンサーについて「生産設備はフル稼働の状況にあるが、下期以降は通商問題などの懸念が残っている」と説明。「現時点で想定される影響は保守的に見込んでいるが、今後については上期いっぱいかけて見極めたい」と語った。

十点钟CFO解释说，一个好的图像传感器，“生产设施已全面投入运营，但对贸易问题的担忧仍在下半年。” “我们目前预计保守效应，但我们希望确定上半年的未来，”他说。