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概要:米電気自動車(EV)メーカー、テスラを率いるイーロン・マスク氏にシンガポールが送ったメッセージは、テスラ車に乗るよりも公共輸送機関を利用する方がより良い気候変動対策ということだ。
米電気自動車(EV)メーカー、テスラを率いるイーロン・マスク氏にシンガポールが送ったメッセージは、テスラ車に乗るよりも公共輸送機関を利用する方がより良い気候変動対策ということだ。
シンガポールは国内の電車・バスの利用拡大に優先的に取り組んでいると、マサゴス環境・水資源相が21日のインタビューで語った。同国は気候変動対策は軍事防衛と同じくらい重要だと表明している。マスク氏はEV車導入が遅れているとしてシンガポールを批判しており、同国政府には「歓迎されていない」と1月にツイートしていた。
同相はマスク氏のコメントに関する質問に対し、「マスク氏が創出したいのはライフスタイルだ」と指摘。「われわれはライフスタイルには興味がない。関心があるのは気候問題への適切な解決策だ」と述べた。
テスラにコメントを求めたが、今のところ返答はない。
低地の多い島国であるシンガポールは気候変動の影響で存亡に関わる脅威に見舞われており、リー・シェンロン首相は18日の国民に向けた演説で、海面・気温上昇や豪雨頻発から国を守るため今後100年間に1000億シンガポール・ドル(約7兆7000億円)を超える費用がかかる可能性があると明らかにした。
シンガポールの電車とバスは、国土720平方キロメートルの大部分を網羅している。人口約600万人の同国は、2040年までに公共交通手段を強化し、国内を45分以内で移動できるようにすることを目指している。
マサゴス氏は「ガソリン車からEVに完全移行できる国があるとすれば、それはシンガポールだろう」と語る。ただ、人口の85%が過密な公営住宅で暮らす中、適切な充電ステーションを設けるのは難しいだろうとも指摘した。
その上で、「駐車スペースを選ぶだけでも既に厄介だ。次の問題は充電ステーションの確保だが、まだ解決策は見つからない」と述べた。
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