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概要:学生の3人に1人は、共和党も民主党も自身の考えを反映していないと答えた。
メリーランド州ボルチモアにあるジョンズ・ホプキンス大学の学生たち。
JHU Sheridan Libraries/Gado/Getty Images
アメリカでは、これまでにないほど大学生が政治や選挙に積極的だ。
学習サービスを手掛ける「Chegg」の最新調査によると、大学生の80%が2020年の大統領選で投票に行く見込みだ。2016年に行われた前回の大統領選では、大学生の投票率は48.3%だった。
また、大学生は二大政党制に不満を抱いていることも分かった。3人に1人は共和党にも民主党にも共感しないと答えている。
アメリカでは2020年の大統領選を目指す戦いが本格化する中、候補者は大学生など若い有権者を取り込もうと必死だ。
学習サービスを手掛ける「Chegg」の最新調査によると、大学生の80%が2020年の大統領選で投票に行くつもりだという。これは、2016年の大統領選で実際に大学生が投票した割合よりもかなり多い。タフツ大学が行った調査「The National Study of Learning, Voting, and Engagement(NSLVE)」によると、その投票率は48.3%だった。だが、学生の3人に1人は共和党も民主党も自身の政治的な考えを反映していないと考えていることが、Cheggの調査で分かった。
Cheggの調査は、2年制もしくは4年制の大学に通う1001人の学生を対象に行われた。8%が「投票に行くつもりはない」、12%が「分からない」と答えた。
また、多くの大学生がアメリカの二大政党制には問題があると考えていることも分かった。40%が「機能していない」、31%が「機能している」、29%が「分からない」と回答した。学生の79%が「共和党にも民主党にも属していない」と答えた一方で、38%は「民主党が自身の考えを反映している」といい、「共和党が自身の考えを反映している」と答えたのは17%だった。18%は「無党派(インデペンデント)」だと回答している。
同調査では、自身にとって何が一番重要な問題かも尋ねていて、学生の79%は、大学においては教育費が最大の問題だと答えた。日々の生活における最大の問題としては、「生活費(71%)」や「経済的に安定した仕事を見つける(67%)」、「充実したキャリアを築く(63%)」が挙がった。
大学生の中には、政治家は彼らの懸念に対応していないと感じている者もいる。Cheggによると、ニューヨーク市立大学バルーク校のマーティンさん(4年生)は、「学生の大部分は、自分たちが環境や人種、政府の介入といったテーマに対して、これまでの世代とは異なる社会的、政治的考えや経験を持っていることで意見が合致している。これは今の政治家には反映されていない」と話している。
マウント・ホリヨーク大学のアナイドさん(2年生)は、「わたしたちの世代は力を与えられている」と言い、「政治に対する熱も高まっていて、大学生は自分たちの声を届けることが義務だと感じている」と語っている。
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(翻訳、編集:山口佳美)
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