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概要:英国立統計局(ONS)が発表した8月の消費者物価指数(CPI)は、前年比で2016年12月以来の低い伸びとなった。 8月のCPIは前年比1.7%上昇。7月の2.1%上昇から予想以上に減速した。ロイターがまとめたエコノミストの予想は1.9%上昇だった。 ONSの当局者は、8月のCPI鈍化について、コンピューターゲームの価格下落や、衣料品の価格が夏のセール終了後も前年ほど上昇しなかったことが主な要因と説明した。 前年
[ロンドン 18日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が発表した8月の消費者物価指数(CPI)は、前年比で2016年12月以来の低い伸びとなった。
8月のCPIは前年比1.7%上昇。7月の2.1%上昇から予想以上に減速した。ロイターがまとめたエコノミストの予想は1.9%上昇だった。
ONSの当局者は、8月のCPI鈍化について、コンピューターゲームの価格下落や、衣料品の価格が夏のセール終了後も前年ほど上昇しなかったことが主な要因と説明した。
前年比上昇率の7月に比べた低下幅は、2014年終盤以来の大きさとなった。
イングランド銀行(英中銀)は前月、第4・四半期のインフレ率が1.6%と3年ぶりの低水準に低下すると予想していた。
コアCPIは前年比1.5%上昇に鈍化。エコノミストの予想(1.8%上昇)も下回った。
製造コストの消費者物価への転嫁圧力も弱い。生産者物価指数(PPI)の投入指数は前年比0.8%低下。原油安を受けて、7月の0.9%上昇から下落に転じた。
合わせて発表された7月の住宅価格は前年比0.7%上昇。6月の1.4%上昇から減速し、2012年9月以来の低い伸びとなった。
イングランドの9地区中4地区が前年比で下落した。
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