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概要:韓国銀行(中央銀行)理事会メンバーのShin In-seok氏は18日、政策金利が過去最低水準に近づいても、弱いインフレに対応するため中銀は一段の利下げを行うべきだとの見解を示した。 Shin氏は記者団との昼食会で「われわれが金利政策を適切に運営する中、金利の絶対水準は問題ではないと考えている」と述べた。 中銀は8月30日の会合で政策金利を1.5%に据え置いた。Shin氏は利下げを主張したメンバー2人のうちの1人だった。
[ソウル 18日 ロイター] - 韓国銀行(中央銀行)理事会メンバーのShin In-seok氏は18日、政策金利が過去最低水準に近づいても、弱いインフレに対応するため中銀は一段の利下げを行うべきだとの見解を示した。
Shin氏は記者団との昼食会で「われわれが金利政策を適切に運営する中、金利の絶対水準は問題ではないと考えている」と述べた。
中銀は8月30日の会合で政策金利を1.5%に据え置いた。Shin氏は利下げを主張したメンバー2人のうちの1人だった。
中銀は10月16日の次回会合で金利を過去最低の1.25%に引き下げると予想されている一方、債券トレーダーやアナリストの間では、資本流出を引き起こす恐れがあるとの懸念から金利が1.25%を大きく下回ることはないとの見方が広がっている。
通貨ウォンは今年に入りアジア通貨の中で最も下げており、ドルに対して6.4%下落している。
Shin氏はこうした臆測を否定し、「十分な政策発動余地がある」と述べた。また、低インフレに迅速に対応しなければ消費者のインフレ心理を損なうことになり、中銀のその後の対応が難しくなると警告した。
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