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概要:2020年は米国の株式と社債が他の国・地域の資産に対しアンダーパフォームするほか米ドルが下落すると、モルガン・スタンレーが予測した。
Monitors display signage outside of Morgan Stanley global headquarters in New York, U.S., on Monday, Oct. 14, 2019. Morgan Stanley is scheduled to release earnings figures on October 17.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
2020年は米国の株式と社債が他の国・地域の資産に対しアンダーパフォームするほか米ドルが下落すると、モルガン・スタンレーが予測した。
アンドルー・シーツ、マイケル・ウィルソン、マシュー・ホーンバック3氏を含むストラテジストらは17日付の年間見通しで株式について、「達成可能な利益拡大への道筋が明白な市場(日本と新興市場)と、政治リスク低下によるバリュエーション再評価の余地のある市場(欧州)で最も大きな上昇の可能性がある」と記述した。
モルガン・スタンレーはS&P500種株価指数が来年末までに、先週の終値の3120から若干下落し3000になると予想。今年は中央銀行の緩和サイクル再開を追い風に米国でも欧州でも株式相場が上昇したが、モルガン・スタンレーは1年前に、株式の配分をベンチマーク配分に対して「中立」としていた。
ストラテジストらは「中銀の対応の積極性と、それを可能した先進国市場および新興国市場のインフレ低下、世界的な利益成長がマイナスに転じたにもかかわらず割高な株価を市場が受け入れる度合いを過小評価していた」と認めた上で、「中銀が同じことを2回できるとは考えにくい」と指摘した。
来年の米国には、企業収益がピークに達した可能性や、相対的に高い株式バリュエーション、大統領選挙の年の「独特な」政治リスクなどの問題があると分析した。
ハンス・レデカー氏ら通貨ストラテジストは、「米成長がトレンドへと鈍化しポートフォリオの純流入が減少してドルに下落圧力がかかるに伴い、買われ過ぎていた米国の資産価値は低下する公算が大きい」と論じた。
債券では、米国債と日本国債を「中立」とし、ドイツ国債と英国債は「アンダーウエート」とした。社債についても米国がアンダーパフォームすると予想し、 米国外の成長見通しが上向くことや相対的なバリュエーションを理由に挙げた。
このほかの予想は以下の通り。
TOPIXの20年末予想は1860(18日は約1701)、MSCI新興市場指数は1150(同1052)
為替で最も推奨されるトレーディングはユーロ、ポンド、インド・ルピー、ニュージーランド・ドルのロングなど
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