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概要:米国株式市場の強気相場は、過去最長を記録してこの10年を締めくくる見通しだ。 2009年3月9日に始まった今回の強気相場は過去10年間に弱気相場入りをかろうじて回避する局面が数回あったものの、現在は来年まで続く様相となっている。 この10年の終わりまで2週間を切る中、S&P総合500種<.SPX>の上昇率は250%超と他の主要な資産クラスを大きくアウトパフォーム
Chuck Mikolajczak
[ニューヨーク 23日 ロイター] - 米国株式市場の強気相場は、過去最長を記録してこの10年を締めくくる見通しだ。
2009年3月9日に始まった今回の強気相場は過去10年間に弱気相場入りをかろうじて回避する局面が数回あったものの、現在は来年まで続く様相となっている。
この10年の終わりまで2週間を切る中、S&P総合500種.SPXの上昇率は250%超と他の主要な資産クラスを大きくアウトパフォームしている。
米国債や社債などを含むブルームバーグ・バークレイズ米国総合債券インデックス.BCUSAの同期間の上昇率は47%。米WTI原油先物CLc1は20%超下落した。
S&P総合500種は、米連邦準備理事会(FRB)の緩和政策などに支援され、主要10カ国の主要株価指数の中でも、過去10年のパフォーマンスが最も良好となっている。
ただ、今回の強気相場は過去最長ではあるものの、2010年代の上昇率は、過去の複数の10年間の上昇率を下回る。1940年代以降の10年間では最大の上昇率を記録したのは1990年代の300%超。1950年代、1980年代が次に続き、上昇率はともに200%を超える。
2010年代のS&Pの上昇は、情報技術セクター.SPLRCTと一般消費財セクター.SPLRCDがけん引。両セクターの過去10年の上昇率はともに300%超。一方、パフォーマンスが最もさえなかったのはエネルギーセクター.SPNYで、12月19日引け時点でわずか4.3%高。
この10年の初めの数年には、投資家の間で、成長株(グロース株).RAGと割安株(バリュー株).RAVの選好度合いにほぼ差はなかったものの、ここ数年はグロース株がバリュー株のパフォーマンスを大きく上回っている。
グロース株を選好する動きは、個別銘柄のパフォーマンスにも反映されている。この10年の上昇率はネットフリックス(NFLX.O)が主導、12月19日引け時点までで4100%と驚異的だ。
一方、さえなかったのはエネルギー株。石油・ガス大手アパッチ(APA.N)はこの10年に80%近く値下がりし、最大の下落率を記録した。
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