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概要:オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)は7日に公表した四半期報告で、短期の成長率見通しを下方修正した。国内の山火事や干ばつ、中国での新型コロナウイルス感染拡大による影響を踏まえた。一方、長期的に景気は回復すると見込んでいる。 また、追加利下げを実施するには、失業率の大幅上昇を確認する必要があるとの考えを示した。これは、中銀が追加緩和を急いでいないことを示しているとみられる。 成長率予想は2020年6月が1.9%と、前回予想の
[シドニー 7日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)は7日に公表した四半期報告で、短期の成長率見通しを下方修正した。国内の山火事や干ばつ、中国での新型コロナウイルス感染拡大による影響を踏まえた。一方、長期的に景気は回復すると見込んでいる。
また、追加利下げを実施するには、失業率の大幅上昇を確認する必要があるとの考えを示した。これは、中銀が追加緩和を急いでいないことを示しているとみられる。
成長率予想は2020年6月が1.9%と、前回予想の2.6%から引き下げた。ただ、20年下期には山火事の復興需要に加え、住宅価格の値上がりによる家計資産の拡大で消費回復が見込まれるため、成長率は20年末までに2.7%に加速し、21年末には3.0%に達するとの見通しを示した。
経済成長の加速に伴い失業率も緩やかに低下すると予想。20年末の失業率は現行水準の5.1%、21年末は4.9%、22年年央は4.8%と予想している。
一方、賃金は伸び悩み、20年の伸び率は2.3%以下、21年は2.2%になるとの見通しを示した。
20年末の基調インフレ率は1.8%、21年は1.9%と低水準にとどまり、22年年央になって初めて中銀目標レンジ(2─3%)下限に達するとの見方を示した。
中銀のロウ総裁は報告書で「失業率が著しく上昇し、インフレ目標達成で進展がなければ、一段の金融緩和の方向に議論は傾く」と説明した。
昨年年央に上昇していた失業率は、11月と12月には予想外に5.1%に改善した。
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