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概要:週明け27日の外国為替市場は、世界各国の新型コロナウイルス対策の前向きな進展の兆しを背景に安定して推移している。トレーダーは日本銀行の27日の金融政策決定会合待ち。
週明け27日の外国為替市場は、世界各国の新型コロナウイルス対策の前向きな進展の兆しを背景に安定して推移している。トレーダーは日本銀行の27日の金融政策決定会合待ち。
オーストラリア・ドルは当初の小幅な下げを埋め1豪ドル=0.3%高の0.6388米ドル。外為市場全般に小動きで、円はほぼ変わらずの1ドル=107円54銭。ユーロもほぼ変わらずの1ユーロ=1.0823ドル。オフショア人民元は1ドル=7.0924元。
24日の米国株上昇の流れを受けてアジアの株価指数先物は高い。スペインとイタリア、フランスでは新型コロナ感染死者数が1カ月余りで最も鈍化した。英国とニューヨーク州で報告された新たな死者数は3月末以来最少となった。
今週は日銀と欧州中央銀行(ECB)、米連邦準備制度理事会(FRB)が政策会合を開く。複数の主要国で国内総生産(GDP)統計の公表が予定されているほか、アマゾン・ドット・コムや韓国サムスン電子などの企業決算も多数発表される。
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