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概要:日銀は27日、5月の「当面の長期国債等の買入れの運営について」を公表した。中長期債を増額させる一方、超長期債は据え置かれた。レンジの中央値で試算すると月間トータルで3750億円の増額になる。 オファー額のレンジと回数は、 「1年超3年以下」が2000─5000億円を6回(4月は2000─4500億円で6回) 「同3年超5年以下」が2000─5000億円を5回(同1500─4000億円で6回) 「同5年超
[東京 27日 ロイター] - 日銀は27日、5月の「当面の長期国債等の買入れの運営について」を公表した。中長期債を増額させる一方、超長期債は据え置かれた。レンジの中央値で試算すると月間トータルで3750億円の増額になる。
オファー額のレンジと回数は、
「1年超3年以下」が2000─5000億円を6回(4月は2000─4500億円で6回)
「同3年超5年以下」が2000─5000億円を5回(同1500─4000億円で6回)
「同5年超10年以下」が2000─5500億円を5回(同2000─5000億円が5回)
に修正された。
増額されたゾーンのレンジ中央値と、直近オペのオファー額は、
1─3年:3500億円(6回で2兆1000億円)、3200億円(6回で1兆9200億円)
3─5年:3500億円(5回で1兆7500億円)、2800億円(6回で1兆6800億円)
5─10年:3750億円(5回で1兆8750億円)、3500億円(5回で1兆7500億円)
となり、月間では3750億円の増額の見通しだ。
一方、「1年以下」、「10年超25年以下」、「25年超」、物価連動債、変動利付債は、レンジ、回数ともに据え置かれた。また国庫短期証券(TB)の買い入れについて、当面1回あたりのオファー額5000億─3兆円をめどとすることも発表された。
市場では「補正予算編成に伴う国債増発も中短期ゾーンが中心だった。それに沿ったオペの増額とみられる。いったん金利低下要因になったとしても、長くは続かないだろう」(国内証券)との見方が出ていた。
日銀は27日の金融政策決定会合で、長期国債の買い入れめどであった80兆円を撤廃。「上限を設けず必要な金額の長期国債を買い入れる」とした。債券市場の流動性が低下している中で、「政府の緊急経済対策で国債発行が増加することの影響」も踏まえ、当面は長期国債、短期国債ともにさらに積極的な買い入れを行うとした。
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