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概要:在宅フィットネス事業を展開する米ペロトン・インタラクティブが6日発表した1-3月(第3四半期)決算は66%の増収となり、有料会員も64%増加した。新型コロナウイルスの感染拡大で在宅フィットネス需要が増えたことが後押し。通期業績見通しの上方修正も明らかにし、通常取引終了後の時間外取引で株価は9%余り上昇した。
在宅フィットネス事業を展開する米ペロトン・インタラクティブが6日発表した1-3月(第3四半期)決算は66%の増収となり、有料会員も64%増加した。新型コロナウイルスの感染拡大で在宅フィットネス需要が増えたことが後押し。通期業績見通しの上方修正も明らかにし、通常取引終了後の時間外取引で株価は9%余り上昇した。
1-3月の売上高は5億2460万ドル(約560億円)。コネクテッドフィットネス会員数は88万6000人余りと、アナリスト予想を大きく上回る増加となった。純損益は5560万ドルの赤字(前年同期は3860万ドルの赤字)。
ペロトンは株主に向けた同日付書簡で「1-3月期最後の数週間に当社のフィットネスバイクへの需要が急増し、それは4-6月期に入ってもこれまでのところ続いている」と説明した。
2020年6月通期見通しについては、売上高が17億2000万-17億4000万ドル、コネクテッドフィットネス会員数を104万-105万人にそれぞれ引き上げた。利払い・税金・減価償却・償却控除等を除いた調整後利益は3000万-4000万ドルを予想している。
ただ、現時点では業績期待は高いものの、一部利用者は新型コロナ感染抑制策が解除されるのに伴いサービスを解約して通常のフィットネスジムに戻る可能性もある。ペロトンによると、3月末時点ではコネクテッドフィットネス会員の95%が月極めプランを選んでいる。
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