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概要:17日の米株式市場は、S&P500種株価指数が4営業日ぶりに反落。景気対策への期待はあるものの、この日は新型コロナウイルス感染拡大の方が強く意識された。米国債利回りは低下。ドルはほぼ変わらずだった。
The New York Stock Exchange (NYSE) is reflected in a window of Federal Hall in New York, U.S., on Wednesday, June 17, 2020. U.S. stocks fluctuated as the recent rally begins to show signs of losing momentum amid a worrying increase in coronavirus cases.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
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17日の米株式市場は、S&P500種株価指数が4営業日ぶりに反落。景気対策への期待はあるものの、この日は新型コロナウイルス感染拡大の方が強く意識された。米国債利回りは低下。ドルはほぼ変わらずだった。
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S&P500種は日中の大半で上げ下げを繰り返す方向感のない展開となったが、終盤はマイナス圏で推移。エネルギーや不動産、金融が特に下げた。ナスダック総合指数は上昇。アップルやマイクロソフトがけん引した。中国やブラジルなどで新型コロナ感染が拡大し、イランは再びロックダウン(都市封鎖)が必要になる可能性があると警告した。また米テキサス州では入院者の数が急増した。
ウェルズ・ファーゴ・インベストメント・インスティチュートのシニア世界市場ストラテジスト、サミーア・サマナ氏は「市場は新たな材料を探している」と指摘。「景気対策や経済データ改善を巡る解釈は、材料としての力が弱まりつつあるようだ」と述べた。
S&P500種は前日比0.4%安の3113.49。ダウ工業株30種平均は170.37ドル(0.7%)下落し26119.61ドル。ナスダック総合は0.2%高。米国債市場では、10年債利回りが2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の0.74%。
外国為替市場では円とスイスフランが上昇。新型コロナ感染第2波への懸念から逃避需要が強まった。
主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%未満上昇。ドルは対円で0.3%安の1ドル=107円01銭。ユーロは対ドルで0.2%下げて1ユーロ=1.1244ドル。
ニューヨーク原油先物相場は反落。米エネルギー情報局(EIA)の週間統計で、米国の原油在庫が前週に続いて過去最大を更新したことが示された。ロックダウン緩和で夏場のドライブシーズンに燃料需要が若干回復したことを反映し、ガソリンと留出油の在庫は減少したが、そうした好材料が打ち消された。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物7月限は42セント(1.1%)安の1バレル=37.96ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント8月限は25セント安の1バレル=40.71ドル。
ニューヨーク金先物相場は小幅に反落。景況感の持ち直しが重しとなったが、新型コロナ感染第2波のリスクが意識され、下げ幅を縮小する展開だった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は0.1%安の1オンス=1735.60ドル。
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