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概要:世界の石油・ガス大手12社が設立した温暖化対策に取り組む国際組織「石油・ガス気候イニシアチブ(OGCI)」は、業界による気候変動の取り組み姿勢に対する圧力が高まる中、温室効果ガスの削減目標を初めて設定した。 OGCIは声明で、石油・ガス上流部門での平均排出量(炭素強度)を石油換算バレル当たりの二酸化炭素(CO2)換算(CO2e/boe)で2017年実績の23キロから、25年までに20─21キロに削減することで合意したと発表した。
[ロンドン 16日 ロイター] - 世界の石油・ガス大手12社が設立した温暖化対策に取り組む国際組織「石油・ガス気候イニシアチブ(OGCI)」は、業界による気候変動の取り組み姿勢に対する圧力が高まる中、温室効果ガスの削減目標を初めて設定した。
OGCIは声明で、石油・ガス上流部門での平均排出量(炭素強度)を石油換算バレル当たりの二酸化炭素(CO2)換算(CO2e/boe)で2017年実績の23キロから、25年までに20─21キロに削減することで合意したと発表した。
OGCIには、米エクソンモービル、英BP(BP.L)、米シェブロン(CVX.N)、中国石油天然ガス集団(CNPC)、伊ENI(ENI.MI)、ノルウェーのエクイノール(EQNR.OL)、米オクシデンタル・ペトロリアム(OXY.N)、ペトロブラス(PETR4.SA)、レプソルREP.MC>、サウジアラムコ(2222.SE)、英・オランダ系ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSa.L)、仏トタル(TOTF.PA)の12社が加盟。12社の石油・ガス生産は世界全体の30%以上を占める。
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