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概要:テスラの株価急騰に沸く電気自動車市場。「第2のテスラ」と投資家たちが大金を投じてきたスタートアップ10社を一気に紹介しておこう。
米電気自動車大手テスラの好調を受け、コロナショックの経済下降期にもかかわらず、「第2のテスラ」を狙うスタートアップに熱い視線が注がれている。画像はリビアン(Rivian)の電動ピックアップトラック「R1T」。
Rivian
米電気自動車大手テスラの株価が爆騰したことで、電気自動車(EV)界隈が賑やかさを増している。テスラの成功に続こうと、新規株式公開(IPO)や新たな資金調達案件が出てくるかもしれない。
ただ、投資家たちはここ数年、次世代EV開発を手がけるスタートアップにすでに多くの資金を投じてきた。それはときに「殺到」と言っていいほどで、自動車産業の新たなベンチマークになるとうたうスタートアップに、数十億ドル規模の資金がつぎ込まれている。
米金融情報サービス「ピッチブック(Pitchbook)」によると、そうした資金のほぼすべてを手中にしたのが、以下で紹介するEV開発スタートアップ10社だ。
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【第10位】カヌー(Canoo)
カヌー(Canoo)が2019年9月に発表したシャトルバス風の電気自動車。米ゼネラル・モーターズ(GM)の「クルーズ(Cruise)」を彷彿とさせるデザイン。
Canoo
調達総額:10億ドル/最新評価額:不明
【第9位】ルーシッド・モーターズ(Lucid Motors)
ルーシッド・モーターズ(Lucid Motors)の高級EV「ルーシッド・エア」。2020年9月の販売開始と報じられている。
Lucid Motors
創業者のベルナール・ツェーはテスラの元副社長。デザイン部門を率いるのはテスラの「モデルS」を担当したピーター・ローリンソン。
調達総額:12億ドル/最新評価額:不明
Advertisement【第8位】シンギュラート・モーターズ(Singulato Motors、奇点汽車)
シンギュラート・モーターズ(Singulato Motors)の「iS6」。開発トラブルが続き、市販に至っていない。
Visual China Group via Getty Images/Visual China Group via Getty Images
トヨタが電気自動車関連の技術を提供(ライセンス販売)。伊藤忠商事も出資。
調達総額:12億ドル/最新評価額:不明
【第7位】バイトン(Byton)
バイトン(Byton)が2020年中に量産を予定していたEV「M-Byte」。
Mark Matousek/Business Insider
「テスラキラー」と注目されたバイトン(Byton)。テスラが時価総額でトヨタ自動車を抜いて自動車メーカー世界首位に躍り出た7月1日、奇しくも事業停止(半年間の予定)した。2020年1月に丸紅との資本業務提携を発表し、同月開催のテクノロジーカンファレンス「CES 2020」で初の市販向けEV「M-Byte」を量産するメドが立ったことを明らかにしたばかりだった。
調達総額:12億ドル/最新評価額:不明
【第6位】ユウキシャ・モーターズ(Youxia Motors、游侠汽車)
ユウキシャ・モーターズ(Youxia Motors)のEV「Ranger X」。
YouTube/The Wheel Network
調達総額:13億ドル/最新評価額:19億ドル
【第5位】リオート(Li Auto)
リオート(Li Auto)のEV「Li One」。
Jason Lee/Reuters
中国のフードデリバリーサービス、美団外売(Meituan Waimai)や、「TikTok(ティックトック)」を運営するバイトダンスが出資。7月11日のロイター報道によると、米証券取引委員会(SEC)に上場申請書類を提出済みという。
調達総額:20億ドル/最新評価額:41億ドル
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【第4位】シャオペン(Xpeng、小鵬汽車)
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シャオペン(Xpeng)が2020年4月に発売したEVスポーツセダン「P7」。
Kyodo News Stills via Getty Images
中国EC大手アリババの元経営幹部が設立。セコイア・キャピタルなどが出資。予約開始段階で大きな話題を呼んだEVスポーツセダン「P7」を2020年4月に発売。
調達総額:41億ドル/最新評価額:40億ドル
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【第3位】ファラデー・フューチャー(Faraday Future)
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ファラデー・フューチャー(Faraday Future)が開発中のEV「FF91」。
Lucy Nicholson/Reuters
先述のバイトン(Byton)と同様、「テスラキラー」と呼ばれる。創業者のジア・ユエティン(賈躍亭)が連邦倒産法11章の申請に至るなど、ここ数年は資金トラブルの話題が絶えなかった。独BMWの元幹部(かつバイトンの共同創業者)カーステン・ブライトフェルトをCEOに迎えてから、再成長モードに入ったとの見方も出てきている。
調達総額:44億ドル/最新評価額:44億ドル
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【第2位】WMモーター(WM Motor、威馬汽車)
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WM Motor(威馬汽車)の電動SUV「EX5」。
WM Motor
中国の検索最大手バイドゥ(百度)が出資。7月24日のブルームバーグ報道によると、2020年内に上海証券取引所のテクノロジー市場「科創板」(2019年新設)に上場する計画という。
調達総額:50億ドル/最新評価額:不明
【第1位】リビアン(Rivian)
リビアン(Rivian)の電動SUV「R1S」。2021年半ばの発売予定と報じられる。
Rivian
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2019年初頭にアマゾンがリードインベスターを務めて7億ドルの資金調達。米フォードや資産運用世界最大手ブラックロックも出資してさらに13億ドルを調達。期待のEVピックアップトラック「R1T」とSUV「R1S」は2021年半ばの出荷予定と、米TechCrunchが報じている。
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また、7月23日のブルームバーグ報道によると、テスラは同社を営業秘密不正取得などの疑いで提訴している。
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調達総額:60億ドル/最新評価額:不明
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[原文:Investors like Amazon and BlackRock are betting these 10 EV startups have the best chance of becoming the next Tesla]
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(翻訳・編集・文:川村力)
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