简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:フランスの石油大手トタル<TOTF.PA>が発表した第2・四半期決算は、純利益が96%減の1億2600万ドルとなった。市場予想は上回った。同社は配当を据え置く方針を示した。 大手石油会社は、新型コロナウイルスの流行に伴うロックダウン(都市封鎖)と燃料需要の激減で大きな打撃を受けているが、一部の企業ではトレーディング部門が市場のボラティリティーで利益を上げている。 リフィニティブがまとめた市場予想は5億2000万ドル前後
[パリ 30日 ロイター] - フランスの石油大手トタル(TOTF.PA)が発表した第2・四半期決算は、純利益が96%減の1億2600万ドルとなった。市場予想は上回った。同社は配当を据え置く方針を示した。
大手石油会社は、新型コロナウイルスの流行に伴うロックダウン(都市封鎖)と燃料需要の激減で大きな打撃を受けているが、一部の企業ではトレーディング部門が市場のボラティリティーで利益を上げている。
リフィニティブがまとめた市場予想は5億2000万ドル前後の赤字だった。
トタルは、営業キャッシュフローが44%減の34億7000万ドルとなったと表明。調整後の純損益は黒字で、負債の管理はできているという。
パトリック・プヤンネ会長兼最高経営責任者(CEO)は、手元資金や支出削減を通じて、配当を1株0.66ユーロに据え置くことが可能だと表明。北海ブレントLCOc1が1バレル=40ドルで推移すれば、この配当水準を維持できると述べた。
同CEOは「特にトレーディング業務が好調だった。当社の統合モデルの重要性が改めて示された」と述べた。
ただ同社は「新型コロナ後の世界経済の回復規模・ペースは不透明で、原油を取り巻く不安定な環境が続いている」とも表明した。
同社の第2・四半期の石油・ガス生産は4%減の日量285万石油換算バレル。
通年の生産予想を日量295万ー300万石油換算バレルから日量290万ー295万石油換算バレル前後に下方修正した。
2020年の設備投資計画は150億ドルから140億ドルに引き下げた。
30日のトタル株は0.8%安で取引を開始。0714GMT(日本時間午後4時14分)現在、横ばいで推移している。
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。