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概要:米供給管理協会(ISM)が発表した12月の製造業総合景況指数は上昇し、ここ2年余りで最も高い活動拡大ペースを示した。新規受注が持ち直したほか、生産が2011年以来の大幅上昇となった。
米供給管理協会(ISM)が発表した12月の製造業総合景況指数は上昇し、ここ2年余りで最も高い活動拡大ペースを示した。新規受注が持ち直したほか、生産が2011年以来の大幅上昇となった。
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昨年初めに新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で大打撃を受けた製造業界は、ここ数カ月で着実に回復している。完全回復にはまだ時間を要する一方、景気の好転や在庫水準の低さが今後も生産や雇用の改善をけん引する見通しを今回の指数は明確に示した。
ISM製造業調査委員会のティモシー・フィオレ会長は、「製造業界は7カ月連続で堅調に推移した。需要や消費、投入といった領域が11月との比較で上向いた」と発表文で指摘。「企業やその納入業者が労働市場で直面する問題は、コロナ危機が収束するまで製造業の拡大を抑制し続けるだろう」とも述べた。
12月は全18業種中、16業種が活動拡大を報告。中でも衣料や家具、木工製品、金属製品の拡大が目立った。
12月の細目では生産が4ポイント上昇して64.8と、11年1月以来の高さ。低水準にとどまる在庫を補充し拡大する需要を満たすため、工場では活発な稼働が続いている。新規受注は67.9で、04年1月以来の高水準に並んだ。受注残は18年以来の高さだった。
リードタイム長期化も全体の指数を押し上げた。入荷遅延指数は5月以来の高さ。根強いサプライチェーンの課題や新型コロナ関連の労働力不足が影響した公算が大きい。
そのほかの細目では、仕入れ価格が18年5月以来の水準に上昇。顧客在庫は37.9と前月からやや上向いたが、依然として抑制された水準にある。雇用は51.5に上昇。19年半ば以降で活動拡大を示したのは、これでわずか2度目となる。
統計の詳細は表をご覧ください。
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