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概要:[17日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は17日、テーパリング(量的緩和の縮小)を3月までに終了させることで、来年、必要に応じて利上げを行う「選択肢」を増やすことができると述べた
[17日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は17日、テーパリング(量的緩和の縮小)を3月までに終了させることで、来年、必要に応じて利上げを行う「選択肢」を増やすことができると述べた。CNBCとのインタビューに応じた。
米連邦準備理事会(FRB)はインフレ率を目標の2%に引き下げることに注力しているとも指摘した。
同総裁は、インフレ率が「高すぎる」中、当局がテーパリングのペースを2倍にし、当初の6月ではなく3月中旬に買い入れを終了できるようにすることは理にかなうとの見解を示した。一方、「これ以上テーパリングのスピードを上げても実際には何のメリットもない」とも述べた。
その上で、テーパリングは「金融政策のスタンスを適正な状態にするとともに、来年のある時点に想定される、フェデラル・ファンド(FF)金利の誘導目標引き上げ開始に向けた選択肢を作る」と述べた。
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