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概要:今週は、クリスマスで、フィックスドインカム市場は23日に短縮取引となるほか24日は休場となるため、参加者が限られ、調整色が強まる可能性がある。 主要各国の中銀の金融政策決定会合も通過したが、米国では重
今週は、クリスマスで、フィックスドインカム市場は23日に短縮取引となるほか24日は休場となるため、参加者が限られ、調整色が強まる可能性がある。
主要各国の中銀の金融政策決定会合も通過したが、米国では重要経済指標の発表が目白押しで結果に注目が集まる。
高インフレがもはや一過性が要因ではなく、2022年まで持続するとの見通しに基づき、米連邦準備制度理事会(FRB)は今年最後の連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の大半の予想通り量的緩和の縮小を加速させ、来年3月にも前倒しで終了させる決定をした。
NY連銀のウィリアムズ総裁は17日のインタビューで、これ以上縮小を加速させる必要はないとの考えを示している。
これにより、2022年の利上げの可能性も広がる。
ウォラー理事はさらにタカ派的で、インフレが驚くほど高く、テーパー終了後、間もない利上げが正当化すると言及。
必要とあれば、3月FOMCでの利上げも選択肢になるとした。
FRBは3月、または、5月の利上げに備えることが可能との考え。
さらに、利上げ直後のバランスシートの縮小開始も可能だとした。
できるだけ早く開始することで、利上げが少なくすむとしている。
バランスシートの水準は、対GDP比20%が理にかなうとの見解。
一方で、新型コロナウィルス感染の世界的な流行終焉の見通しがたたず、消費に影響を与え10-12月期の国内総生産(GDP)成長に影響を与える可能性も除外できない。
市場やFRBスタッフは2022年に3回ほどの利上げを予想しているが、中間選挙もあるため、上半期の利上げは困難と見られ、ドルの上昇も限定的となる可能性がある。
利上げに積極的なウォラー理事でさえオミクロン変異株が自分の見通しに大きな不透明性をもたらしたと指摘している。
7-9月期GDP確定値は2.1%増と、修正なしが見込まれている。
12月消費者信頼感指数は11月から上昇が予想されているが、オミクロン株の影響で予想外に弱まる可能性もある。
そのほか、FRBがインフレ指標として注視している変動の激しい燃料や食料を除いたコアのPCEデフレーターは4.9%と、1983年以降38年ぶり最大の伸びを記録する公算。
FRBは来年2月にインフレがピークをつけると予想している。
今後は、FRBの利上げのタイミングや速度が重要となる。
ロシアと、ウクライナの緊張は依然リスク。
■今週の主な注目イベント
●米国
20日:11月先行指数
21日:7-9月期経常収支
22日:11月シカゴ連銀全米活動指数、7-9月期GDP確定値、12月消費者信頼感指数、11月中古住宅販売件数
23日:週次新規失業保険申請件数、11月個人所得・支出、11月PCEコアデフレーター、11月耐久財受注、12月ミシガン大消費者信頼感指数、11月新築住宅販売件数フィックスドインカム市場は短縮取引
24日:クリスマスで市場休場
●欧州
21日:ユーロ圏消費者信頼感
24日:短縮取引
●英国
22日:GDP
●日本
23日:黒田日銀総裁が講演
●豪州
21日:豪州準備銀、12月会合の議事要旨発表
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