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概要:[シドニー 1日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)は1日、予想通り政策金利のオフィシャルキャッシュレートを過去最低の0.10%に据え置いた。 中銀はウクライナでの戦争が新た
[シドニー 1日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)は1日、予想通り政策金利のオフィシャルキャッシュレートを過去最低の0.10%に据え置いた。
中銀はウクライナでの戦争が新たに発生した主な不透明要因だと指摘。コモディティー価格が、ウクライナでの戦争のため一段と上昇しているとの見方も示した。
ロイター調査では全てのアナリストが据え置きを予想していた。
中銀は金融引き締めに動く前に賃金上昇の加速を待つ用意があると改めて表明。
ロウ総裁は声明で「理事会は豪州のインフレに影響するさまざまな要因がどのように展開するか注視しつつ忍耐強く対応する用意がある」と述べた。また「ウクライナでの戦争は大きな新しい不透明要因だ」と指摘した。
国内経済については、個人消費や企業投資、労働市場の強さに言及し、明るい見方を示した。
2日に発表される昨年第4・四半期の国内総生産(GDP)は、家計需要の回復を背景に少なくとも3%の伸びが予想されている。
ロウ総裁は最近、景気回復が続けば年内の利上げもあり得ると述べており、市場は早ければ7月にも中銀が利上げに踏み切るとみている。
ただ、ロシアのウクライナ侵攻で地政学的な不透明感が加わったほか、国内ではニューサウスウェールズ州とクイーンズランド州の大規模洪水が影を落としている。
住宅市場でも、シドニーの価格が2月に1年5カ月ぶりに下落するなど熱が冷める兆しが見えつつある。コアロジックのデータによると、2月の全国の住宅価格は0.6%上昇となり、伸び率は前月の1.1%の半分程度にとどまった。シドニーの価格は0.1%下落、メルボルンは横ばいだった。
コモンウェルス銀行(CBA)の豪経済担当責任者ガレス・エアード氏は、第1・四半期のインフレ率が懸念通りの高水準になれば、中銀が6月に利上げを開始すると予想。
「われわれの推定では、住宅ローン金利の上昇を経験したことのない借り手が100万人を超える」とし、「利上げの軌道は緩やかで浅いものになる」との見方を示した。
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