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概要:[東京 2日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(114.89/92円)からドル高/円安の115.04/06円で推移している。地政学リスクへの警戒感から有事のドル買いとリ
[東京 2日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(114.89/92円)からドル高/円安の115.04/06円で推移している。地政学リスクへの警戒感から有事のドル買いとリスク回避の円買いが拮抗した。米国の金融政策の先行きを占う手掛かりとしてパウエル米連邦準備理事会(FRB)の議会証言が注目されており、取引一巡後は小動きが続いている。
ドル指数は97.46付近と上昇基調となっている。西側諸国がロシアの一部銀行を国際送金・決済システムのSWIFT(国際銀行間通信協会)から排除することで合意したことを受けて「ドルを調達する需要が高まり、ドルは主要通貨に対し上昇している」(国内金融機関)という。
今晩のパウエルFRB議長の議会証言を控えて市場の様子見ムードが広がっている。3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での25ベーシスポイント(bp)の利上げが市場のコンセンサスとなっているものの、パウエル議長がQT(量的引き締め)や今後の利上げペースについてどのような見方を示すのか、関心が集まっている。
クレディ・アグリコル銀行の外国為替部長、斎藤裕司氏は「パウエル議長が慎重な姿勢を示した場合はドルの売り圧力が強まりやすい。一方で、原油価格の上昇を背景に国際収支に絡む円売りフローが出やすいことから、ドル/円は大きく下がらないだろう」との見方を示した。
ユーロ/ドルは1.1113/17ドル、ユーロ/円は127.88/92円。市場では「ウクライナ情勢の緊迫化を背景に、インフレ懸念よりも景気悪化への懸念が意識されれ、ユーロは下がりやすい」(みずほ証券のチーフ為替ストラテジスト、山本雅文氏)との声が聞かれた。
カナダドル/円は90.42/46円と堅調。今晩のカナダ銀行(中央銀行)の政策金利の発表に注目が集まっている。市場では25bpの利上げと次回4月以降のQT開始の方針が示されると予想されている。
みずほ証券の山本氏は「インフレ加速を受けて1回あたりの大幅利上げや保有債券の売却を含むバランスシート縮小の可能性が示唆された場合はタカ派サプライズとなる。ただ、ウクライナ情勢への懸念もあり、カナダドルは上昇しにくいだろう」との見方を示した。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 115.04/06 1.1113/17 127.88/92
午前9時現在 114.83/85 1.1129/33 127.82/86
NY午後5時 114.89/92 1.1126/29 127.83/87
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