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米国株見通し：下げ渋りか、過度な利上げへの警戒は後退
概要：（14時00分現在）S&P500先物 4,386.00（-0.5）ナスダック100先物 14,225.70（-18.0）グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、N
（14時00分現在）
S&P500先物 4,386.00（-0.5）
ナスダック100先物 14,225.70（-18.0）
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は10ドル高。
NY原油先物（WTI)は続伸、本日の米株式市場は売り買い交錯となりそうだ。
2日の主要3指数は急反発。
ナスダックは序盤に弱含む場面もあったが、ダウはS&Pと同様に序盤から買いが先行し、596ドル高の33891ドルで取引を終えた。
前日までの大幅続落で自律反発に向かうなか、ウクライナとロシアによる停戦協議の再開が買い要因となった。
この日発表されたADP雇用統計が予想外に強含み、回復の持続も意識された。
連邦準備制度理事会（FRB)による50bpの利上げへの観測が後退したことも支援した。
本日は下げ渋りか。
ウクライナとロシアの停戦交渉で双方の主張に妥協点を見いだせず、協議が決裂した場合には世界経済の腰折れ懸念が再燃しリスク資産を手放す動きが加速しそうだ。
一方、連邦公開市場委員会（FOMC）に向け、金融正常化への思惑が広がりやすく、目先発表される雇用やインフレの指標が強い内容なら引き締め加速が警戒される。
ただ、パウエルFRB議長の議会証言で過度な利上げ観測は後退し、売りを抑制しよう。
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