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概要:米国時間の原油先物は1バレル=110ドルを突破した。対ロ制裁などを受けて今後数カ月は供給不足が続くとの見方が広がっている。
3月2日、米国時間の原油先物は1バレル=110ドルを突破した。対ロ制裁などを受けて今後数カ月は供給不足が続くとの見方が広がっている。写真は2015年2月、米コロラド州の油田で(2022年 ロイター/Rick Wilking)
[ニューヨーク 2日 ロイター] - 米国時間の原油先物は1バレル=110ドルを突破した。対ロ制裁などを受けて今後数カ月は供給不足が続くとの見方が広がっている。
引けにかけて上昇し、大商いでこの日の取引を終了。北海ブレント先物は2014年6月以来、米WTI先物は11年5月以来の高値で引けた。
リポー・オイル・アソシエーツ(ヒューストン)のアンディ・リポー氏は「欧米に供給される日量400万バレル近い原油の少なくとも一部が停止されることを市場は織り込んでいるようだ」と述べた。
清算値は、北海ブレントが7.96ドル(7.6%)高の112.93ドル。一時113.94ドルを付けた。
WTIは7.19ドル(7%)高の110.60ドル。一時112.51ドルまで買われた。
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