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日経VI：上昇、地政学リスクやインフレ意識し警戒感高まり30を上回る場面も
概要：日経平均ボラティリティー・インデックス（投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数）は7日、前日比＋1.83（上昇率6.54％）の29.82と上昇した。 なお、高値は30.40、安
日経平均ボラティリティー・インデックス（投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数）は7日、前日比＋1.83（上昇率6.54％）の29.82と上昇した。
なお、高値は30.40、安値は28.84。
地政学リスクの高まりや、原油価格高騰を受けたインフレ警戒から、市場心理は悪化しやすくなっている。
そうした中、先週末の米株式市場で主要指数が続落した流れを引き継ぎ、今日の東京株式市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。
取引開始後も日経225先物は売りに押される展開となり、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが高まり、午前の時間帯にプットが買われ、日経VIは警戒ラインとされる30を上回る場面もあった。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ（ボラティリティ）を表す数値です。
日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。
一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ（20～30程度）に回帰するという特徴も持っています。
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